⚠️米↔︎英←仏
基本フランシス目線で進んでいきます。
小説書くの初めてです。
なんか変なとこいっぱいあります。ごめんなさい😢
ただ私は片思いボヌが書きたかっただけです。
世界会議が終わって、会議室を出てちょっとした時のことだった。
「アーサー、俺は君が…………。」
そう言うアルフレッドの声をたまたま聴いてしまった。
あ、駄目だ………。そう思い俺はその場に立ち止まった。
だけど本当はこの場に居たくなかった。何故なら、アルフレッドのその言葉に対するアーサーの返事が凄く怖かったからだ。
俺は何百年も前からアイツの事が………なんて今は考えることも嫌になってくる。
「アルフレッド…。実は俺も…………………。」
少ししてからアーサーが口を開きそう言う。
嗚呼…そっか………。そっか…。
その言葉を聞いた瞬間何が何だか分からなくなってしまった。
一旦、とりあえず自分のこの気持ちを落ち着かせようとその場を離れようとする、でも何故か足が動かなくって。今すぐ逃げ出したい、帰りたいはずなのに。
初めて会った時から、お前はどこか不思議な奴で。
チビなくせに、寂しがりやなくせに、強がりで。
でもそんなお前にどこか惹かれてる自分がいて。
そこからなんとなく一緒に居て、 喧嘩して。
そんなお前がどこか愛おしくって。
そんなことを考えていると自然と涙が出てきて。
少し経ってから、アルフレッドとアーサーはその場を去っていった。
俺はいつのまにか座り込んでしまっていた。
「………………。本当、ださいな俺…。」
なんて独り言を呟く。もう今は何を言ったって何も変わらない。
俺の、何百年もの片思いだった。ただそれだけの話だ。
嗚呼、こんなことになるのなら、最初から恋なんてしたくなかった。
最初から好きになんてなりたくなかった。
愛の国とか言っときながら本当、惨めだな、 お兄さん。
「幸せになってな。」
そんなことを呟くと立ち上がり、その場から離れた。
いつもの様に世界会議が行われ、いつもの様に終わっていった。
そして俺は、いつもと変わらないアイツの笑顔を今日もぼんやりと眺めていた。
、見ていたことに気づかれたのかアーサーが此方へ近寄ってくる。
「おい、おーい、おいって、フランシス!!!」
そう言う声と同時にフランシスの背中をアーサーがバシっと叩く。
「って……。えっ何?!痛いんだけど…叩く必要あった…?!」
「お前がボーッとしてたからだ。ばーか。」
というようにいつも通りの会話をして。
「なぁ、今日飲みに行こうぜ、」
「あぁ……」
正直、今はお前とあんまり話したくない…。と少し思ってしまい、
「他のやつ誘ってみたら…?」
と言ってしまった。
「?、なんでだよ、なんか用事でもあんのか?」
「あぁ、いや…用事があるわけじゃ……」
「じゃあ行けるな!じゃ、また後でな!!」
「えぇ……」
無理矢理すぎるでしょ…と思ったが、もうアーサーは何処かへ行ってしまった。
そこから二人で飲みに行って。
「あんまり飲まないでよ…?」
「わかってるって〜」
とか言いながら結構飲んでしまって…
「俺…好きな人がいたんだよね…」
酔った勢いか、そう口を開いて言ってしまった。
「へぇ〜、お前にもそんなやついるんだな」
……俺をなんだと思ってるの…??と思ったが、今は気にせず話していく。
「そいつさ、すげぇ駄目なやつで、料理だって壊滅的に下手くそだし、ツンデレだし、全然可
愛げないんだけどさ。」
「え、お前そう言うのが好きだったのか…?」
お前のことなんだけどなぁ…なんて薄っすら思いながら
「そーだよ笑」
と返事を返す。
「でもさ、そいつは他のやつが好きでさ。お兄さんの片思いなんだけどね〜、」
「へぇ〜……」
なんて、ケラケラしながら話す。
………結局、こんぐらいの関係が一番いいのかもしれないね…。
とか思いながら。
しばらくしてから、二人で帰って行った。
その時、フランシスがアーサーに近寄り優しく抱きついて。
「ちょ、フランシス?!ど、どしたんだよ…」
今なら全部、酔っていたせいにできる気がして。
アーサーの耳元で、
「J’ai aimé.」
と小さく呟いて。
「………?」
フランス語を理解できていないアーサーは頭にハテナを浮かべる。
でも、そっちの方がいい…。
逆に意味なんか知られたくなかった。
「なぁ、フランシス…そろそろどいてくれないか…?」
「う、あぁ、ごめん…!」
これでよかった。
そう思いながら、二人で帰って行った。
ごめんなさい変なとこで終わって…!!!
もう下手くそすぎて泣きたいですね。
あ、あと、「J’ai aimé」は一応「好きだったよ」って意味です!!
楽しんでいただけたなら…コメントとかしてくれたら励みになります…!!
ありがとうございました!
コメント
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カバー画像はブログのような竹林からお借りしました!!