テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🍆が隠れてルンルンでギター弾いたり歌うのを見られ聴かれる話。
建物捏造してます。
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
それでは、 ゆっくりお楽しみください。
ドズル社には色々な部屋があって使わない日は本当にからっきし人が来ない。
今日は、気分が良くてなんだか一人でノリノリになりたい気分だった。
「今日?んー、今日はゲーム収録だけですね?」
ドズルさんに今日一日のスケジュールを聞くと不思議そうに答えてくれた。
よし、ならあそこは使わないし誰も来ないな、と空き時間にフラりと休憩室から抜け出す。
携帯一つ握りしめて、階段を降りていく。
地下の1番奥の部屋は音楽系のレコーディングスタジオで、アコースティックギターやらドラムやらが1式揃えられていてコントロールルームの奥にガラス張りのブースがある。
重い扉を開けて、しっとりとした空気を肺に入れ込む。
「あー、落ち着く」
たまに気持ちが高ぶった時や、落ち込んだ時はここに来てメンバーも知らない特技なんかをやったりする。
ちょっとしたストレス発散場所。
ここ数年、誰にも見られてない1人のしっとりとした時間。
それが落ち着くし、本当の自分が出せる場所。
俺以外使っていないであろう所に、隠すように置いてある古びたアコースティックギターを手に取りブースへと入り込む。
ガラス窓を背中に丸椅子に座る。
ギシッと音がひびき、少しびっくりして後ろを振り返る。
誰もいないコントロールルーム。自分の座る椅子からの音でホッと胸を撫で下ろした。
慣れた手つきでギターに手を構える。
指で優しくポロンと音を鳴らすとブース内に気持ちよく籠る。
(あー、落ち着く、綺麗な音だね君)
長年使ってきて指に馴染むそのネックとボディをさらりと撫でる。
ポロンポロンとテンポよく弦を弾き綺麗な音色を奏でる。
気持ちが乗ってきて身体がゆらゆら揺れて足でとんとんとリズムを刻む。
「らーららっ」
ふんふーんとスルスルと喉から漏れる音をその音色と共に出せばもう止まらなくて、ふふふと笑うように歌い出した。
ジャカジャンと弦を強く弾きボディを指先や手の平でトントンと叩く。
メロディとリズムをその1つの楽器で完結させる。
綺麗な音、好きな音、気持ちがいいな
ドズルさんが、歌みたをしたら?と言っていた時があったが、人前で歌うのは緊張して声が裏返るし、恥ずかしいからやだと頑なに断っていた。
下手だからやだ、聞かせたくないと何度も断っていたら、いつからか何も言われなくなった。
が、代わりに他のメンバーが「その声を使わないのは勿体ない!」だの「絶対上手いでしょ!?」と言い始め、
だから、尚更、この時間をこっそりと楽しんでいるのだ。
「はぁー、君、本当に最高な音出すよね?」
隠れた相棒のギターを掲げてにこりと笑う。
さ、もう一曲、と次はバラード調の歌をチョイス。
2曲、3曲ーー・・・
携帯の時間をチラリと見てそろそろ戻ろうかなと席を立つ。
ぐぐっーと背伸びをしてチラリと備え付きのマイクやらを見て、ん?となった。
録音開始時に付く赤いランプが点灯している。
なんでだ?とコントロールルームを見た時だ。
「っあ!?!?え!!!」
そこにはニコニコで左手で頬杖を付きながら、右手でミキシングコンソールをいじるドズルさんと、その隣で同じくニコニコでこちらを見るMEN、
その後ろのソファーできっと録画しているであろう携帯を掲げキラキラと眺めるおんりー、その隣で口元を手で隠しながらドキドキとしているおらふくん、
とメンバー勢揃いだった。
「嘘だろ!?いつから居たの!?」
てか、え!これマイク入ってたの!?
と顔に熱が溜まりバッと腕で隠す。
ドズルさんはそれはそれはいい笑顔で、
「ね?歌みた出しましょーね?」
とスピーカー越しに話しかけてきた。
ぼんさんは絶対歌が上手いはず、なのだが、恥ずかしがって決してYESと言わない。
ま、無理強いは出来ないしと諦めていた時だ。
時々休憩中にコソコソと何処かに行くのをよく見るようになった。
初めは、あまり気にしなかったが、
最近は帰ってくると何故がスッキリとした顔をしていて、心做しか身体がルンルンしている。
なんだろ?と気になり始めたら止まらなくて、今日はコッソリとその後をついて行った。
「っーーー・・・」
衝撃的だった、ブース内でギターを弾きながらルンルンと歌うぼんさん。
咄嗟にミキシングコンソールを弄って録音を開始しコントロールルームに音が乗るようにする。
「〜ふんふん」
「っぐぅ、、」
なんて声で歌うんだ、、と喉から変な声が出た。
これは、1人で聴くとやばいと他のメンバーに招集をかける。
遅れてきたメンバー達はそれはそれは驚き、おんりーはキラキラした目で録画なんて初めて
MENは「えろ、えろ、な、えろ」とブツブツと呟きガラス越しにぼんさんをガン見していた。
おらふくんなんて、感動して声を抑えてるし、、これで下手だとあの人は言ってるのが理解できない。
「これは、ぼんじゅうるファンに聴かせなきゃでしょ」
と自分に言い聞かせた。
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コメント
2件
お粥さんの日常愛されが本当に素敵すぎて…たまらないです😇