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白米のお米抜き
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PSS(ネタエビ)
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第5話、読み終わりました。雨の日の静けさと、膝の上のぬくもり、文庫本のページをめくる音——そのすべてがゆっくりと心に染み込んでくるようでした。特に「星型のしおり」が、どこから来たのか思い出せないという、あの日常の小さな謎をそのままにしておく感覚に、なぜか胸がぎゅっとなりました。そして「人生のポケットに飛び込んできた宝物」という一文に、これまでの4話の積み重ねが全部のしかかってくるようで、じんわりと温かい読後感です。次も読みたいなあ。
第5話:星型のしおりと文庫本のページ
週末の午後。外はやっぱり雨だった。遠くで時折雷が鳴り、雨粒が窓ガラスを強く叩く音がしている。こんな日は外出する気にもなれず、僕は部屋のあかりを少し落とし、文庫本を開くことにした。
僕が座椅子に腰かけると、待っていましたとばかりにそいつが膝の上に飛び乗ってくる。自分の落ち着く場所を探すようにくるくると二、三回回った後、僕の膝と太ももの隙間にすっぽりと収まった。
僕が静かに本をめくると、紙が擦れる「カサリ」という音に合わせて、そいつの耳がピクッとピクシブルに跳ねる。
「うるさいか?」
そう聞いても、そいつは目を細めて気持ちよさそうに喉を鳴らすだけだった。僕が本を読み進めるにつれて、そいつの呼吸はだんだんと深くなり、やがて規則正しい寝息に変わっていった。膝の上から伝わってくる重みと暖かさが、なんとも心地いい。
何章か読み終えたところで、僕は本に挟んであった星型の小さな紙のしおりを取り出した。昔、誰かにもらったのか、あるいは何かの付録だったのかも思い出せない古びたしおりだ。本を閉じ、その星型のしおりを指先で弄びながら、そいつの寝顔を見つめる。
ポケットに手を伸ばし、その星型のしおりをそっと流し込んだ。僕のポケットには、こういう「どこから来たのか分からないもの」や「捨てられない思い出」がたくさん詰まっている。そして今、この膝の上にいる不思議な相棒もまた、僕の人生のポケットに飛び込んできた、最高に愛おしい宝物なのだと実感していた。