注意書き 善逸少し嫌われてます。捏造。キャラ崩壊してます。それでも良い方はどうぞ!
善逸「やだなー任務なんて行きたくないよ」
炭治郎「善逸は強いから大丈夫だ!」
善逸「俺は強くないって何回言えばわかるんだよ」
炭治郎「俺はこっちの方角だからまたな!」
善逸「ああ」
俺だってさ頑張ってるんだよ。階級が上がってさ前みたいに騒がなくなったの。なのにみんな俺に対して嫌悪の音が消えないんだよ。あの炭治郎でさえめんどくさいなって音がするの。しのぶさんに関しては昔の奉公先と似た音がするんだよ。もう俺どうしたらいいかわからないんだけど。
鬼「鬼狩りだな貴様」
善逸「そうだよ」 鬼を目の当たりにしても逃げなくなったんだよ俺。少しは嫌悪の音減ってもよくない?
鬼「貴様中々思うところがあるようだな」
善逸「は?」
鬼「我慢していることがたくさんあるんだろ」
善逸「いや別に…」
鬼「血気術!」
善逸「くそっ油断した!」
善逸「雷の呼吸一の型霹靂一閃」
善逸「とりあえず帰るか」
善逸「ただいま帰りました」
しのぶ「おかえりなさい」
善逸「なにか血気術にかかったようで…」
しのぶ「これはご都合血気術ですね」
しのぶ「自分の我慢が限界に達したときに言いたいことを全部言うような感じです」
善逸「そうですか」
もう遅いし寝るか
次の日
炭治郎「おはよう善逸!」
善逸「おはよう」
炭治郎「善逸は愛されているんだな」
善逸「なんだよ急に」
炭治郎「挨拶ができる人間は愛されているんだ」
善逸「ああそうかよ」
そんなのウソに決まってんだろ。俺の何を知ってるんだよ。まったく愛されてねぇよ。
アオイ「善逸さん起きたなら早くどいてください」
善逸「あぁごめん」
ほらまた。アオイちゃんから迷惑って音がする。炭治郎から迷惑をかけるなって音がする。
宇随「善逸ー!来たぞー!」
善逸「何しに来たんですか」
宇随さんからかわいくねぇ黙ってろって音がする。あぁ鬱陶しいな!
善逸「もう黙っててくれません?」
宇随「は?」
善逸「鬱陶しいんですよいい加減」
炭治郎「失礼だろう!謝るんだ善逸!」
善逸「黙れ。お前に何がわかるんだよ」
炭治郎「どうしたんだ善逸!様子がおかしいぞ!」
善逸「なにもおかしくねぇよ。思ってることを今まで言わなかっただけだ。」
宇随「何があったかは知らねぇが落ち着け」
善逸「うるさいうるさいうるさい!お前らに俺の何がわかるんだよ!ずっと俺に対する嫌悪の音が聞こえてるんだよ!俺が今までどれだけ我慢してきたかわかるか?わからないだろ!かわいくない?俺は男だかわいくなくたっていいんだよ!迷惑だ?なら助けなきゃいいだろ!ケガしてきた俺を見殺しにしろよ!俺が愛されてる?ふざけんな!この際だから俺の過去を話してやるよ。俺は生まれてすぐに崖から落とされ殺されかけた。運良く助かって三歳の時まで寺で過ごし追い出された。そこから何年も殴られ蹴られ追い出されの毎日だ。これのどこが愛されてるんだよ!おれはどうすればよかったんだ?なぁ。寺から追い出されて食べ物もなくひたすら泣いていた時どうすればよかった?働いても働いても役立たずと追い出されたときどうすればよかった?幸せを願った彼女に騙されそれでも人を信じようとした俺は間違っていたのか?この聞こえすぎる耳のせいでどこに行っても気味悪がられた俺はどうすればよかった?なぁ死ねばよかったのか?ならケガしてくるから治療せずにそっとしておいてくれよ。なぁ!なぁ!」
炭 そのときは騒ぎを聞きつけやってきたカナヲとしのぶさんが加わっていた。おれは愕然とした。俺はそんな世界があることすら知らなかった。
善逸「なぁ炭治郎さんよ。お前にはわからんだろうなぁ。家族にも町の人にも愛されみんなから必要とされ俺とは何もかもが正反対なお前にはよぉ。俺はお前が嫌いだ。大嫌いだ。何も知らないくせに勝手に愛されてるなんて決めつけやがってよ。宇随さんも嫌いだ。どこかいつもかわいそうなんて同情してる。そのくせ何もしてくれない。周りの大人と同じだ。しのぶさんも嫌いだ。俺を疎ましく思ってる音がする。奉公先と同じ音だ。もう俺は誰も信じない。」
し 善逸君はこんなに我慢していたと…?三歳で働きだした?女性に騙されそれでも人を信じたと?こんなに小さな子が経験することではない話ばかり。よくこれでカナヲのようにならなかったことです。それに私が善逸君を疎ましく思っているのに気づいていたと?ならばいつも見せる年相応の笑顔はすべて偽物…?
炭 善逸はこの騒動以降別人になった。すべての感情が消えた。まるでそんなもの初めから存在していなかったかのように。カナヲは少しばかり匂いがしていたが善逸はそれもない。そして強くなった。柱最強と謳われた悲鳴嶼さんですら敵わないくらいに。でもその代償とでもいうように善逸から優しさが消えた。以前であれば伊之助に勝負を持ちかけられたら必ず手加減していたのに今は毎回伊之助がけがをしようとなんだろうと手を止めない。そんな善逸を見た者は全員口をそろえて言う。善逸は死んだと。
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