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天才か???
次の日
私は取材をしに行くため
毎日このぎゅうぎゅうした電車に乗らなければならない
慣れればいいものも 、なれるにも少しは時間が掛かりそうだ
○「すみません 、少し後ろ通りますね」
“ おい邪魔なんだよぉ ”
“ 女はそこでじっとしてろ !! ”
あちらこちらからなんと言われようと
私は進み出す 。
女だからって別に関係ない
「危ないですよ 。じっとしてて」
○「あ !! 」
「しっ」
○「 … っ 」
たしかこの人は 、この前私をかばってくれた人だよね
この人もいつも電車に乗るのかな ??
それにしても時間帯が一緒だし
人混みの中からよく見つけられるね
シ ュ ー ッ
○「ちょぎよ!」
「?」
○「少しだけ 、お話しよ !! 」
「少しだけなら」
○「あなた … 名前はなんですか」
○「あなたに助けてもらってばかりで失礼かと」
「 … 、ぱく … 」
○「ぱく … ?? 」
🐺「じょんう 、。」
○「 !? 」
○「じょんう … 」
○「ごめんなさい !! 私帰ります !!! 」
私は心臓が止まりそうなくらいびっくりして
今までの記憶が一気に蘇ってきた 。
🐺「まって!」
○「 … 、」
🐺「僕は謝りたかっただけなんだ」
○「あれは 、私が悪かった」
○「ごめんなさい 。」
🐺「僕もごめん 。」
🐺「だからさ 、少しだけ話そうよ久しぶりにっ」
○「分った」
じょんうがそこまで言うなら …
🐺「〇〇はさ 、今働いてるの ?? 」
○「まぁ一応」
○「そーいうじょんうは ? 」
🐺「僕は 、何もしてない」
🐺「ていうか〇〇の前では言いにくいけど」
🐺「ずっと〇〇を探してたんだ」
🐺「そして今こうやって僕の前に … 」
○「前から聞きたかったのなんでそこまで」
○「私を毎回心配してくれるの 。」
🐺「 … 、」
🐺「〇〇のことが好きだから 。」
私は初めてドキッとした 。
それはほんの一瞬
○「だからか … 」
🐺「ごめん 。嫌だろこういうの」
○「うんん」
○「まだ私のこと好きか分からないけど … 」
🐺「好きだよ」
🐺「だからこれからも〇〇を僕が1番守りたい 。」
すごくじょんうの強い気持ちが伝わってくる 。
♡ 50