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#二次創作
ふゅう@不定期
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#꒰ঌ匿名ちゃん✟໒꒱
꒰ঌ 匿名ㄘャん ✞ ໒꒱
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「……これ、投稿者に連絡取れないん?」
ぴくとが画面を操作する。
「アカウントは残ってます。ただ、動画を上げたあとから一切更新がない」
「何時間前?」
「……13時間前」
「それ、普通にまずくない?」
ぐちつぼが腕を組む。
「映像に怪異が映ってる。投稿者の消息もわからない。しかも、らっだぁと同じ姿のバケモンがいる」
「言い方」
「事実だろ」
……まあ、そうなんだけど。
「駅、どこなんですか?」
俺が尋ねると、ぴくとが地図を表示した。
都心部。
巨大な商業施設とオフィスビルが集まる、乗降客数の多い駅だった。
「……人が多い場所か」
「うん」
「行くんすか?」
「行くしかないでしょ」
ぴくとは一瞬、俺の顔を見た。
それから、深いため息をついた。
「……オッケーっす。行きましょう。ただ、今回は調査優先で。見つけても、勝手に突っ込まないでください」
「はーい」
「ガチでわかってます?」
「わかってるって」
「絶対わかってない顔してる……」
ぐちつぼが笑った。
「まあ、突っ込んだら俺が止めるわ」
「お前が一番信用できねえよ!!」
そんなやり取りをしながら、俺たちは家を出た。
駅に着いたのは、夕方だった。
改札を抜ける人の波。
構内に響くアナウンス。
広告モニターの光。
どこにでもある、普通の都会の駅。
「……何もないね」
俺が呟く。
「まだわかんないっす。動画が撮影されたのは深夜だし」
ぴくとがスマートフォンを確認する。
ぐちつぼは周囲を見回していた。
「とりあえず、ホームに行くか」
エスカレーターを降りる。
電車が到着する音。
ドアが開き、人が乗り降りしていく。
そのときだった。
「……あれ?」
ホームの向こう側。
柱の陰に、誰かが立っていた。
青い服。
大きな身体。
長い腕。
「……っ!」
俺は思わず足を止めた。
「らっだぁ?」
ぐちつぼが振り返る。
「……いた」
「何が?」
「青いの」
二人が瞬時にそちらを見る。
けれど。
柱の陰には、誰もいなかった。
「……見間違いじゃないすか?」
ぴくとが言った。
「いや、でも……」
「らっだぁ。落ち着け」
ぐちつぼが俺の肩に手を置く。
体温が伝わってきて、少しだけ安心した。
その瞬間。
駅のアナウンスが、ぷつりと途切れた。
周囲の音が消える。
電車の走行音も。
人の話し声も。
足音も。
何も聞こえない。
「……え?」
俺が振り返った先で、乗客たちが一斉に動きを止めていた。
スマホを操作する人も。
歩いていた人も。
電車に乗ろうとしていた人も。
全員が、まるで時間を止められたかのように静止している。
「……ぴくと?」
返事がない。
隣にいたはずの二人が、いなくなっていた。
「……は?」
背筋が冷たくなる。
俺は慌てて周囲を見回した。
誰も動かない。
誰も喋らない。
その中で。
ホームの端に立つ、青い影だけが。
ゆっくりと、こちらへ顔を向けた。
NEXT=♡1000
コメント
2件
うっわもうこんなの気にならないわけないですやん