VIBES戦直後くらい!!
夏準くんに体大切にして欲しいが為に書きました。
個人的に依織さんと夏準くんの絡み大好きだから書きます。((
依織さん、はじゅのことなんて言ってたっけ……((
はじゅ、依織さんのことなんて言ってたっけ……((
꒷꒦✝︎ ❥┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❥ ✝︎꒷꒦
依「ほんま……すごい子らやなぁ、あの子ら。」
精神世界に入り込むことで、メタルの侵食を止められると聞いた事があった。
だが、ただ”聞いた事”なので出来るはずがない。ずっとそう思い込んでいた。
__でも、あの子らはそれをやってみせた。本当か嘘か分からないような話を。
ただ、仲間を__燕夏準を救いたいが為に、自らの命を捨ててまでも、助けたいと想っていた。
何故ここまで仲間の為に命を張れるのか、何故”赤の他人”にそこまでするのか、依織は単純に気になっていたのだ。
依「……夏準くんは、よう愛されとるってことやなぁ……。」
__せやけど、自分らの体大切にしぃひんのは、説教やな。
依「めっちゃ盛り上がってたわー!」
アレ「翠石さん!」
アン「これも、悪漢奴等のお陰ですよ!」
依「いやいやー、俺らはそんな大したことしてへんでぇ?」
依「……それで、夏準くんの容態は?」
アレ「もう大丈夫って、本人は言ってたんですが…」
アン「念の為、まだ向こうで休んでます。」
依「そーなんや、……なぁ自分ら、」
依「ちょっと話したいことがあるさかい、話してきてもええやろか?」
アン「あ、はい!大丈夫です!」
アレ「………ただ、夏準になにかしたら、翠石さんでも容赦しませんからね。」
依「わかっとるって!」
依「あ、それで___」
__ほんま、過保護やなぁ。
依「失礼するでぇー!夏準くん。」
夏「…ッ、なんだ、あなたでしたかッ…。」
依「なんやめっちゃ顔色悪いやん自分!?大丈夫そか!?」
夏「ッ、……ええ、これくらい平気ですよッ、」
依「……もう、トラップ反応が来たってことか……?」
依織が夏準に手を差し伸べる。
___『夏準、お前はいらない子だ。』
夏「ッ、!!ボクに触れないでくださいッ…!!」
依「っ、……と、これは……」
依織を見ながら青ざめ、怯えている夏準を見ながら依織は思った。
___燕家は子供にどういう教育しとんねん……。
家のことをあの2人に聞いといたので、予め、分かっていた__わかっていたのだ。
でも、ここまでとは到底思わなかった。
依「……あんな、聞いてほしいねん。」
依織は夏準を抱きしめた。
夏「ッ……」
依「……確かに、キミは燕家で、いらない子って言われてきたのかもしれん。」
依「せやけど……ここにいる俺たちは__BAEの子らは、夏準くんのこと、必要としてるんやで。」
夏「っ、……ぁッ…」(泣
依「今は……今だけは、周りのこと考えないで泣いてもええで。」
夏「ッ、……ぁ、あ”ぁッ……!!」
___赤の他人でも、大学生でも、”大人が守らなければならない、……愛されるべき子供”なのだから。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!