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タル「ボナシオン……??何それ。」
ラティ「私のいた時空の世界にある国の名前です。」
胡桃「時空の世界……」
鍾離「それで??」
ラティ「はい。…私はそこでは普通の子でした。ですが……」
ーーはるか昔ーー
アフェーナ「ねぇ、ラティ?」
ラティ「はい!アフェーナ様!!」
アフェーナ「ディウェッターが貴方の事をなんと呼んでいるか知ってる?」
ラティ「???」
アフェ「ディウェッターはね、貴方の事を」
ディウ「”ディザル”でしょ?醜いくそ女神」
アフェ「あら、口が悪いんじゃないの?と言うか、入って来れないはずよ?」
ディウ「普通はね?でも私は魔女よ?化ける事だって容易いのよ♪」
ラティ「……」
ディウ「あ〜、怯えないで頂戴?私の可愛いディザル」
ラティ「わ、私は、ディザルでは無いです!!私は、ラティです!」
ーーーーーーーーーー
ラティ「あの時はまだまだひよっこだった。弱くて……脆くて……魔女からしてしまえばすぐに殺せてしまう人間。でも、殺せなかった。」
何故なら……
魈「お前が慈愛と厄災の子だったから……違うか?」
ラティ「合っています。でも、今考えれば他でも良かったかもしれないのに……」
胡桃「そこだよね。気がかりは」
メーヴェ「何故、ラティだけなのでしょうか……」
鍾離「……お前が、ラティが、七神の前に落ちてきた時は皆驚いていた。」
??「確かにね」
全員「!?」
ウェンティ「そんなに驚かないでよ〜♪」
鍾離「はぁ……いきなり入って来るな。」
ウェンティ「いいじゃん♪で?思い出せた?」
ラティ「あ、えっと……風神様でしょうか…」
ウェンティ「お!正解!!」
魈「……はぁ。鍾離様。我は削月築陽真君達に聞いて回ります。」
鍾離「頼んだ。」
ウェンティ「ボナシオンに行く事は可能なのかい?」
ラティ「え?」
鍾離「……は?」
タル「はぇ?」
メーヴェ「えっ?」
胡桃「ん?」
ウェンティ「だ、か、ら、可能なのかぁーって」
鍾離「馬鹿げた事を…」
ラティ「か、可能だと思います…」
4人「はぁ!?」
ラティ「で、ですが!上手くいくとは限りません。難しいかもしれませんし。」
ウェンティ「そんなのやってみなくちゃ分かんないよ!!」