カナイギ
R18 濁点喘ぎ どろどろ
苦手な方はブラウザバック
太陽のような暖かな光は私の眼の中で踊った。
カナダの優しさは私の頭をドロドロに溶かしてしまいそう。
すっかり日が昇ってもう昼過ぎである。
空を泳ぐ雲が退屈で落ちてきてしまうのではないのか、というくらい平和な日だ。
そんな幸せで埋め尽くされた日を今日はカナダと過ごしている。
こんな日が一生続けばいいのにな、なんて思っていたら、甘い匂いを孕んだ紅茶が机に優しく置かれる。
「はい父さん、紅茶だよ」
「ありがとうございます」
丁寧さが微かにある安心する口調は私の心を緩める。
いつものような美味しい紅茶で体内があっという間に暖められる。
「そういえば父さんってえっちなことしたことあるの?」
思いもしなかった質問に、口に含んだ紅茶が吹き出そうになった。
平然と言ったカナダはいろんな意味で凄かった。
「ぇあ…、いや…したことない…です…」
「そっかそっか、じゃあ処女ってことだね」
さらに爆弾が投下される。
どう反応したらよいか分からず、あわあわしてしまう。
そんな姿が面白いのかくすりとカナダは笑う。
間もなく、カナダは口を開けた。
「ねえ、父さん。僕が父さんの初めてになってもいいかな?」
空気が凍りつく。
優しい口調なのに、獲物を狙う狼のような、全てを見透かすような目で私をじっと見つめる。
どういうことだと疑問を投げかけようとした。
しかし、口が突然動きにくくなる。
「ぁ…っ?な、これ…?」
「ふふ…」
体から生気を吸い取られたかのように、全身から力が抜ける。
カナダはニマニマと笑うばかり。
恐ろしさと不安からか体が震え始める。あまりにも怖くて泣き出してしまいたいくらいだ。
「僕、筋弛緩剤って薬を盛ってみたんだけど気分はどうかなぁ。やっぱり辛い?」
「ん…ぁ、ぅん…」
舌が思い通りに動かない。
じんわり痺れているような、麻痺した感覚が慣れなくて本当に恐怖でいっぱいだ。
カナダは立ち上がって、私にじわじわ近寄ってきた。
この苦しさを訴えようとする。だが、あ…とか、ぇあ…とかいう情けない声しか出ない。
カナダは私の目の前で立ち止まると私の腕を掴んだ。その掴む力は強く、筋弛緩剤の効力も合わさって全く抵抗できなかった。
「ねぇ父さん。いいよね?」
「や…ぁ、」
「まあ別に、駄目って言われてもするんだけど」
カナダは軽々と私を抱え階段を上がっていく。その時間は不思議にもとてもゆっくりに感じられ恐怖が増していった。抵抗するも虚しく大人しくカナダに従うしか無かった。
寝室に着くと、優しくベッドに降ろされる。
カナダは私の隣に座り、ルビーのように赤い目を光らせた。
瞬間、唇に温かいものが触れられる。
舌が口内に侵入する。舌を絡め、唾液が混じり合う。くちゅ…と下品な音が鼓膜に刺さり、甘い声が漏れる。その間にカナダの空いた手は私のシャツのボタンを外していく。
そして、私の胸飾りを弄り始める。
「あ、っん…ふッあ…」
出したことの無い声に羞恥心を覚えた。
カナダは口を離すと、唇で綺麗な弧を描いた。
「かわいいなぁ、本当に」
カナダが私の後ろに手を回す。そして指を挿れ、抜いたり挿れたりと繰り返し、びくびくと体が揺れる。
「ナカきついね、筋弛緩剤使ってなかったらどんなんだったんだろう?」
「ひっ…、?!それっ、んや、っ!」
カナダが奥へと指を押し進めた。カナダの長い指は私の感覚を狂わせる。
性器がムズムズする。カナダがイッていいよ、と優しく言うので言われるがまま私は射精した。そしてカナダが口を開いた。
「そろそろいいかな?」
カナダは痛々しいほどに勃っているモノを私の尻に押し付ける。待って、と声を発しようとした瞬間、カナダのモノが推し進められた。
「あ、っん、ふぉっ…ぉ”おっ」
「きっつ…♡」
腹が圧迫されていて気持ち悪い。
抜いて欲しい、という願いと、動いて欲しいという願いがぐちゃぐちゃに混ざり合ってどうにも言えない感覚が体を襲う。
カナダがゆっくり動かし始める。ゆっくりだからこそ意識がそちらに向かう。
小さく喘ぎながら快感と苦しさに浸っていたらカナダが突然速く、大きく動き始める。
「あぁあ、っ?!へぁ…っ!んんっ、!」
「気持ちいい?父さん」
「きもちっ、れす、っ!からぁ…ッ」
「締めるねぇ…っ///」
射精を繰り返す私の頭はもう馬鹿になっている。
どんなことも全部快感に変換される。
射精の勢いもどんどん無くなっていて、ほぼ透明な液体として化している。カナダの動きもヒートアップしていて、最奥を何度も突かれながら私は淫らな声を部屋に響かせる。
「んひぃっ、!ぁえ、っ♡あ、っんん…!」
「中出ししていい?」
「ぃ”や、っ!らめッれす…っ」
「父さんに拒否権ないけどね、!」
カナダは私の腰を掴むと、私のような情けない声を出し、私の最奥に温かいモノを注ぐ。
「んお”ぉっ、?!ほっ、ぉお…!」
「ははっ、汚い喘ぎ声♡」
腰がガクガク揺れ、快感で脳を埋め尽くされる。
意識が遠のいていく。次の晩もこの幸せをカナダと味わえるだろうか。
コメント
2件
わっ……🇨🇦🇬🇧推しCPなのでありがたいです😭🙏 フォロー失礼します🥺🥺