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「てか、どうして、告白したの?」
俺は、そいつと、ご飯を食べることにし、屋上にあるベンチに座り、そう質問した。
「あっ、はい。えっと、中学生時代からずっと好きだったんです。たまに、目が合うし、なんか微笑んでくれるし、俺のこと絶対好きだと思ったんですけどね。」
え、いや、自意識過剰かよ!
目が合って微笑んだら…自分のこと好きだろうって…どんな世界だよ。
俺は、心の中でツッコミを入れる。
「そうなんだったんだね。」
「あっ、そうだ!如月先輩は、好きな人とか居ないんですか?」
やっぱ、それ聞くよなぁ。
「あー、俺?俺は、居ないよ。女子の魅力とかイマイチ分からないし。」
「そ、そうなんですね。」
「どこがいいんだ?」
「え?いい匂いがしたり、笑顔が可愛かったり。」
…。やっぱ、基準は、顔とか性格じゃないんだな。
「あとは、一緒に居て…楽しかったり、時間が経つのが早く感じたり。そういうのが魅力なんじゃないんですかね?」
時間が経つのが早く感じる…か。
「…俺も、そういう…恋?してみたいなぁ。」
「え?先輩!恋したことないんですか?」
「うん。小学校時代は、勉強で忙しかったし、あー中学生受験したからね、中学校時代は、念願の文芸部があったから、それで忙しかったし、高校はまぁ、こんな感じだからね。」
「そうなんですね。こんな感じとは?」
いや、見ての通りだろ。
てか、俺…初対面の相手に…しかも今泣いている後輩に何話しているんだ?
だが、こいつだと…こいつ相手だと…なぜか話したくなってしまう…
「友達も、一人。で、だいたいボッチ…俺、誘われても全然乗り気になれないから。今日も、昼誘われたけど、断ったし。そいつ以外の子には一緒に居ても楽しくないってよく言われる。まぁ、正解だしな。」
俺は、無口だし、質問されない限り、あまり答えない。
「いや、そんなことないです!!!俺は、先輩と居て…ていうか、さっき出会ったばっかなんですけど、楽しいですし、落ち着きます!そんなこと言ったやつは、先輩のこと全然知らないだけです!俺もあんまり知らないですけど、俺以下ですよ!そいつら。先輩初対面の人にハンカチ貸したり、優しくしたりするし、とても、とても、、いい人ですもん!」
そ、そんなに言ってくれるんだ。
しかも、見たこともない、相手に…俺のために怒ってくれている。
そんなこと、されるの初めてだから…初めてだから…何だか…照れてしまう。
「あ、ありがとう。」
自分でもわかるくらい…今顔が赤いだろう。体は熱いし…。恥ずかしい。
「それと、先輩!」
「…?」
「俺が先輩のお友達になるんで!先輩は友達2人です!」
…。やばい、涙が出てくる。褒められて…友達だって言ってくれて嬉しくて涙が止まらない。
「先輩…?泣いてるんですか?」
「んな、わけないだろ。調子に乗るな。」
「ふふふっはい。」
それから、こいつは…光輝は、、笑いながら、俺が貸したハンカチで俺の涙を拭った。