TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



注意


東リべ夢

灰谷蘭夢

共依存?

夢主あり

名前あり




みーつけたぁ




最近、背後から気配を感じるようになった。

それこそ1回とか2回とかじゃなくて、両手におさまりきらないぐらいに、、、

学校終わりにも、バイト終わりにも、休日でも、外にいる時は必ず誰かに見られていると感じるようになった、、、

1回彼氏に相談をしたけど


「花蓮の勘違いじゃない?」

と、バカにされたように返され、なんなら

「自意識過剰だよww」

と、バカにされた

付き合ったときは優しかったのにいつからこんな人になったんだろ、、、


そんなことより今日も背後から感じる気配に気をつけながらコンビニへ向かう。




来た。


気配を感じ、いつもの人だと確信した。

いつもは、もっと遠くで気配がするのにと思い足をはやめる。



「おねぇーさん♡」

肩に手をおかれた。

ヒュッ

息の仕方を忘れたみたいに声が出なくなった。


「今、ひとり?」

甘い声で尋ねられる。

怖くて、声が出なくて、逃げ出せなくて、わたしは頷くことしか出来なかった。


「そーなんだぁ」

そんな甘い声と、紫に光った綺麗な目を最後に私の視界は無くなった。



おそらく目を覚ました。

視界は真っ暗だった。手は動かないし、なんなら体がうごかない、、、


「あ!起きたァ?」


その男の人は灰谷蘭と自分のことを名乗り、何故か私の名前を知っていた。


「花蓮は、これから俺とずっと一緒に過ごすの」

わかった?と圧をかけられ、頷くことしか出来なかった。

「いい子だね♡」ヨシヨシ

優しい声、優しい手つき、

誘拐犯なのに安心した、、

わたしは泣いた、、

「どうしたの?泣いたって帰れないよ♡」

わたしは首を横にふった。


「ん?帰りたい訳じゃないんだァ♡」

じゃあどうしたァ?と優しく聞いてくる蘭さんにわたしはすぐに惚れてしまった、、、


だって今の彼氏は頭を撫でてくれないし、優しい言葉もかけてくれない、わたしの意見だってないのと一緒だったもん!惚れるのはしょうがないよっ!!


自分を肯定する言葉がたくさん出てくる、、、

理由を説明する私を蘭さんは親身に話をきいてくれ、とても嬉しそうに

「そっかぁ♡」

と答えた。


好き、好きだ、こんなの私がいけないんじゃない、蘭さんがかっこよすぎるんだ、、わたしのせいじゃない、、、、、


正当化し続けるわたしを見ていた蘭さんの目は紫色に光っていた。







ん、ばいばい

この作品はいかがでしたか?

24

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚