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「よーしみんな持ってきた?」
「「「「「「はい!!!!!」」」」」
じゃあ布団敷いて作戦会議だ
「あいつが10歳か」
「元に戻る薬はある?」
「もちろんです先生」
「よかった一生このままかと思ったよ
そういえば門限が四時とか短過ぎだろ
何か理由があるのかな?」
「好きなアニメがあるとか?」
「それなら自分で決めればいいだろう
どちらかというと怯えていたぞ」
「幼少期のブラックってレアなんだよな↑」
「なんか人を避けてたような気がする
勘違いかな?
まぁそれよりも誕生日会どうする?」
「とりあえず警戒心解いて聞いてみようか
それか、」
「何かあるんですか?先生」
「小さい時のままでやってもいいかなって」
「いやいやダメでしょう
俺たちは今のブラックを祝いたいんですから」
「そうだよねすまない!」
「そろそろ寝ましょう喋り過ぎてもブラックを起こすだけですから」
「じゃぁみんなおやすみなさーい」
みんなが寝ようとした時
がちゃん
廊下から音がした
?!!!!!
なんの音だ?
幽霊か?レッドが低い声で言う
兄貴ビビらせんなよ
ミスターブルーの声が震えている
廊下に現れたのは
「ミスターむぐっ」
「静かに!」
ブラックだった
ブラックは
「…早く、、帰らないと叱られる
早く酒、を買わないと
早くしないと父さんに、、、れる」
などと呟きながら校舎の外へ出ようとする
「正気か?」
「仮にも頭打ってるんだぞ
そんな時に歩けるのか?」
「夢遊病かな」
「上手く誘導して見るよ!」
「お願いします」
すまない先生がブラックの前に立つ
そして
「あそこにお酒があるよ」
と保健室を指差す
ミスターブラックはそちらを向き
「、、帰りたく、ない
早く、、帰らないと
帰り、たくない」
今度は訳のわからないことを呟きながら
ゆっくりと倒れた
わずかに痙攣している
「ミスターブラック!!!」
すまない先生は、倒れて痙攣を起こしたブラックを素早く持ち上げて保健室の中へ入った。
ベッドに戻るとブラックはぎゅっと目を瞑り丸くなりながら寝た
痙攣も治っている
「先生、ブラックどうしたんですか?」
「詳しくはわからないけど、家の中で嫌なことが起きたのかな?」
「先生
ブラック苦しそうですね」
「そうだね」
せめて何が君を苦しませているのかがわかったらいいのにな