テラーノベル
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日本に戻ってきて、やりたいことがあった
大介にプロポーズすること
頑張ったご褒美に、大介がなんでも叶えてくれるっていうから
ちょっとそれに乗っかってしまった形にはなっちゃったけど
良い答えがもらえるって自信はあったけど、いざ言う前に少し不安になって
実際に大介を目の前にしたら、心臓がうるさいくらいに高鳴ってた
ドラマとは、やっぱり違う
今回は、どうしてもすぐに答えが欲しかった
うかうかしてると、大介がどこかに行ってしまいそうで
ふっと、急にいなくなってしまいそうで、怖かったから
長い間、俺を待ってもらっていたのに
俺が待てないのは、本当に勝手だな・・・って思う
大介から返事を貰えた時は、本当に嬉しくて、嬉しくて
この人から離れられない、離さないって、心から思った
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カーテンの隙間から光が差し込んできて、目が覚めた
腕の中には大介が寄り添うようにして、眠っている
昨夜は俺の家に一緒に帰ってきて、獣のように思うがまま抱き合って
気がついたら、大介の意識を飛ばしてしまっていた
ちょっと無理をさせたかな・・・
ツヤのあるピンクの髪の毛先を指に絡めて、起こさない程度に遊んでみる
朝、目が覚めた時に好きな人の寝顔があるのって、やっぱりいいな
やがて、大介の瞼がゆっくり開いてきた
『・・・・・・ふぁ・・・?』
「おはよう」
『っ、えっ?・・・・・・あっ・・・!』
昨夜のこと、思い出したみたい
1人でアワアワしてる姿を見ると、年上なのにやっぱり可愛く思える
「ごめんね、気を失うくらい激しくして」
『あ・・・、いや、オレもすぐに寝ちゃったし・・・』
「ふふっ、気持ちよかったんでしょ?」
『う、うん・・・まぁ・・・』
「・・・・・・ありがと」
額にキスをして、上半身を起こす
「水でも飲む?」
『うん・・・』
ゆっくりベッドを降りて、キッチンの冷蔵庫に向かった
冷蔵庫の扉を開けて、ペットボトルの水を手に取った時だった
『うっ、うあああああああ!?!?』
大介を残した寝室から、悲鳴が上がった
「大介!?」
急いで部屋に戻ると、自分の身体をあちこち見ながら焦っている大介の姿だった
『お、お前っ!!こここここ、これっ!!!!』
「えっ!?・・・・・・あぁ」
大介の身体中につけた、無数のキスマーク
自分でもここまでよくつけたもんだと、感心する
無我夢中だったから、前にも後ろにも跡がすごい
『こ、こんなに!!!!』
「昨日の星空には負けるかな」
『どーすんだよ!? 明日撮影だぞ!!』
「まだ長袖の撮影でしょ?」
『そーいう問題じゃねぇ!!!』
困った顔で大介が突っかかってくる
本人は真剣なんだけど、その様子に顔が緩んでくる
ちょっと申し訳ないな、なんて思いつつも、独り占めできたことにちょっとだけ満足してしまう
手を伸ばして、背中のキスマークの跡をなぞってみた
『んっ・・・っ』
「ごめんね、いっぱい付けちゃって」
『って言いながら、触ってんじゃね・・・ぇっ、あ・・・っ・・・』
「あれ?どうしたの?」
つつっ・・・と指を胸に這わせたら、大介の顔がだんだん赤くなって、俯いた
やっぱり大介にイジワルするの、好きかもしれない
「ねぇ、大介」
『・・・おい』
何かを察した大介が、真顔で拒否する姿勢になった
「なんにも言ってないけど?」
『いや、わかる! お前のこと、オレはわかってんだからな!!』
「辛辣だなぁ」
『散々、昨日やっただろ!! まだ体力あんのかよ・・・?』
「なんにも言ってないのに・・・」
わざと頬を膨らませて、不満な顔をしてみせた
でもたぶん、口はニヤけてたと思う
『そんな顔してもダメ!!!』
「ご褒美、もうもらえないの?」
『もういっぱい、オレを堪能しただろうが!!』
「まだ足りないんだけど・・・」
喚く唇に軽くキスをして、その隙に自分の体を大介にくっつける
「今日はオフでしょ、二度寝しようよ」
『・・・寝ないだろ、お前』
「さぁね?」
耳元で囁くと、ビクッとしてる
相変わらず、耳が弱そう
もう本当に可愛い人だなぁ
「今、立てないでしょ」
『・・・たぶん』
「だから、おとなしく二度寝しよ」
『・・・絶対に、襲ってくるなよ』
「はいはい、ちゃんとマッサージもしてあげるから」
『絶対だからな!!』
しょうがない、今はちょっとガマンしよう
これから一緒に過ごせる時間は、絶対多くなるから
まだまだ楽しみが増えるはず
大介の身体を再び腕の中に収めて、俺たちはまどろみ始めた
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『・・・っうっ、だ、ダメだって・・・っ・・・言ったじゃんか・・・っつ!!!』
「・・・マッサージなんだけどな」
『やあぁっ・・・!! 蓮っ、触ってる、とこ・・・っ、ち・・・がうっ!』
「大介が勝手に感じてるんじゃん」
『も、もうっ、離してぇ・・・っ』
「・・・やだ」
『んぅ・・・ああっ・・・っっ!!!』
「絶対、離さない」
『れ、れ・・・ん・・・・・・もう〜・・・・・・』
「ごめんね、優しくするから」
結局、最後には大介が譲歩してくれるのをわかってるから、止められない
でもホドホドにしなくちゃ、そろそろ嫌われちゃうかな?
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水瀬菜音
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#こじあべ
ゆんしょ
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コメント
1件
ああもう、これは尊すぎてやばいわ……!!(笑) 蓮くんからのプロポーズ、めっちゃ良かった。自信ありつつも緊張してる感じとか、大介がどこか行きそうで怖いって本音、刺さった。🖤視点だと独占欲と甘やかしのバランスがたまらん。 朝のキスマーク騒動も「星空には負けるかな」って返しが蓮くんらしくて笑った。マッサージって名目で襲うのずるいけど癖になる。 二人の空気感がもうね、あったかくて幸せな気持ちになるわ。これからもずっと見守りたい。めっちゃ好きなエピソードでした🔥