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今回はruttです。ttruも悩んだけどこっちにしました。
こちらの作品はnmmnとかなっております
獣化、ちょっとだけ血が出たりする、密室、距離近い、付き合ってない、♡表現、などの内容を含みます
まあまあ無理矢理感あります
それでも平気という方はぜひ見て言ってください!
......
事の発端は、俺、ライ、イッテツ、ウェンの4人で任務に当たっていた時のこと。
戦闘の調子は上々だった。しかし、ライとウェンが背後からの攻撃に気付かず一撃をくらいそうだったのを、俺とイッテツはすんでところで飛び込んで2人を庇った。その後しっかり反撃して任務は終了。たいして大きな傷にはならなかったが、ライとウェンが医療チームに見てもらえと煩いのでイッテツと2人で医者の所へよってアジトへと向かった。
「疲れたー…」
「うぃ〜」
アジトの広間へ向かうと、資料やパソコンとにらめっこしている仲間たちがいた。いつもならここで「おかえり!」だの「早くシャワー浴びてこい!」だの「腹減ってない?」だの一斉にわーわー言われるのだが、今日は違った。
「おー!2人ともお疲、れ…ってどうしたんその頭のふわふわの耳は?!」
マナが資料を机に叩きつけ立ち上がって いった。
「テツのそれ、変身解いてないだけかと思ったわ。生えてんの?」
リトがキリンちゃんのブラッシングをしながら目線だけをこちらに向けて聞いた。
「イッテツはなんかしっぽ生えてない?いや小柳くんもか。 」
ヒョイと後ろを覗き込みながら星導が言う。
耳?しっぽ?そう思いイッテツの方を見る。イッテツも同じことを思っていたらしくバチッと目が合った。驚くことにイッテツの頭からは猫の耳のようなものが生えていた。しかも腰の辺りからはしっぽのようなものが垂れ下がっている。
「ロ、ロウくんそれ何?!ほんとにオオカミのしっぽと耳生えてる……あ、もしかしなくても俺も生えてる?!」
「ガッツリ。今自分の触ってみたけどちゃんと暖かかったし痛覚もあるわ。これ生えてんね完全に。」
「えぇ…なんでぇ?」
「わかんねぇけど、可能性あるとしたらあの時ライとウェンを庇った時に受けたあの攻撃だな。あの武器でこんなに浅い傷ってのは通りでおかしいと思ったんだ。」
「でも俺たち先生には、なんも無いね!って言われたよね?遅効性だったのかな」
「おそらくな。にしてもこれどうすんだよ…」
ワンちゃん〜笑とか煽ってくる星導をシバいているとシャワー室からライとウェンが出てきた。
「テツとロウきゅんの声するって思ったら帰ってきてたんだ〜!しかもなにそれ、ネコミミ?可愛いじゃ〜ん!」
「ロウきゅんって呼ぶな!オオカミだよバカ!」
「ロウもイッテツもどうしたのそれ。突然そうなっちゃった感じ?」
「そうなんだよライくーん…(泣」
「実はな、ライ_」
俺に任せろと言わんばかりにマナが事情のわかっていない2人に説明をする。
「は〜なるほど。説明ありがとうねマナ。感染するタイプのやつだと困るから、とりあえず一旦2人を隔離ってのはどう?前例で星導とリトが女体化食らった時は全員巻き添えだったし。」
「なにソレ!おもし…いい案じゃん!僕賛成〜!」
「面白そうって言ってもうてるやん。まあでも確かに、なんでこうなってしもたかわかるまでは2人は隔離の方が安全かもな。そこんとこ、テツとかロウはどうや?」
マナがこちらに話を振る。
「たしかにあれは思い出したくもないな。しゃーない。俺らは2階の奥の部屋で篭っとくわ。」
「俺も賛成。みんなに迷惑はかけられないしね!」
「じゃあ決定ね!本部には俺たちから伝えておくから連絡あったら呼ぶわ!」
調査依頼はライたちに任せて俺たちはリビングに別れを告げ2階の奥まった空き部屋へ向かった。誰も使っていなかったから当然と言えば当然なのだが、部屋中ホコリの匂いがした。
「ゲホゲホッ!ここホコリヤバくない?とりあえず掃除しようよ、ロウくん」
「そうだな。こんな有様じゃゆっくりしようにもできないし」
そうして二人で手分けをし軽く部屋を綺麗にした。机とベット以外には特に何も置いていない殺風景な部屋。元々一人部屋だったのもあり、机とベットそれぞれ1つづつしかなかった。俺たちは仕方なくベットに隣合って腰を下ろした。
「ふぅ〜!だいぶ綺麗になったんじゃない?手伝ってくれてありがとうねロウくん」
「俺もここで寝るんだし、自分の寝床が綺麗なことに超したことないからな」
「たしかに、それ言えてるわ。ていうか思ってたんだけどさ、俺たちだんだん動物度増してきてない?」
「は?何言ってんの」
「いやさ、ロウくんさっき壁とか机の足とかに体擦り付けてたでしょ。無意識にマーキング的な感じで匂いつけてたのかな。あれめっちゃ犬だったよ。で俺は無意識に顔洗ったり毛繕いしそうになる。てかしちゃってるし」
「まじか……結構やばくね?放置しといたらそのうち喋れなくなりそう」
「それ最悪すぎるな…。早く詳しい原因と戻し方調べてくれよ〜!」
テツは喚きながらベッドにうつ伏せに倒れた。しっぽが不機嫌なのかゆらゆらと揺れている。それが俺の狩猟本能のようなものを刺激した。
「いッ…た?!ちょ、痛いよロウくん!しっぽ掴まないで!」
「え、あ、わり。捕まえたくなった」
「さすがにオオカミすぎるでしょ…俺そのうち殺されそう」
「そうなる前に戻れるといいな」
「ほんとだよ!早くみんなとワイワイしたいな……」
「そうだな…」
沈黙が少し気まづい。まだ昼過ぎだがいっその事もう寝てしまおうかと思った時、イッテツに異変が起きた。
「……なんだろ。ちょっと甘い匂い…?」
そういうとイッテツは俺の方へ擦り寄ってきた。猫みたいだなと思いつつ返事をする。いや、今は猫なのか?
「ああ、もしかしてこれか?」
俺は懐からオトモにやるつもりだったまたたび入りの小袋を取り出した。猫にまたたびというが、もしかして今のイッテツにも効くのか…?
「あ!それだ!ん”〜、もうちょっと嗅がせて」
イッテツはまたたびを持った俺の手首を掴んで押し倒してきた。熱心に小袋に顔を擦り付けている。退いてくれそうもないのでしばらくこのままになりそうだ。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら俺の腕、基またたびに顔中擦り付けているイッテツ。いつ終わるんだかと思っていると、突然親指に噛み付かれた。
「ッ…!?おいイッテツ!急に噛み付いてくんな!」
反対側の手でどうにかイッテツを引き剥がす。
イッテツの目は熱を帯びていた。はあはあと肩で息をしていて、どうやら興奮状態のようだった。
「ぁ、ろうくん…?なんか、ぼく、へんかも?あたまぼーっとして……」
そういいながらイッテツは俺の首に手を回して膝の上に乗ってきた。
「?!」
かぷりと耳たぶを噛まれる。そのまま顔の方へと移動して頬を舐められる。このまま押されっぱなしという訳にも行かないので目の前にある無防備な首元にがぶりと噛み付いた。
「あ”ぅッ?!」
ガリッと噛み付くと、歯型が着いて血が滲んでいた。さすがに驚いたのか俺の顔を見て目をぱちくりさせているイッテツ。さすがにこの状態のイッテツが近くにいると俺も当てられそうだったから、今のうちに距離を取っておこうと動き出そうとした時
「んふ、噛むならこっちにしてよ。ほら。んっ」
ぎゅっと手に力を込めて俺に顔を近づけて唇を尖らせてくるイッテツ。
キスしてやりたいのをグッと理性で抑える。でも効果はなかった。
イッテツの方から俺の唇を舐めたり軽く噛んだりしてきたので、耐えきれずにキスをし返した。
「んぅ”…んん……」
イッテツも俺のキスに答えようと一生懸命だった。口を離すと2人の間に銀色の糸が引いていた。
目が潤んで口元は少し空いていて、それでいてこちらを見る視線は熱くて。俺は完全にイッテツの熱に当てられて理性なんてなくなっていた。
「悪いのはイッテツだからな」
「ろぉくん、はやくしよ?」
「あ”ーマジで。覚悟しろよ」
〜〇時間後〜
「ろぉくんっ、そこやだぁっ♡も、むり、あッ、ぁ♡」
「無理じゃないから。俺はまだ行けるから、付き合ってくれるよな?テーツ♡」
「う”ぁ”♡ね、おくやだぁ。ずっとそこ、ばっか、あ”ぅ♡」
「は、かわいー…もーちょい付き合えよ♡」
「ッあ”?♡そこすきッ♡ろぉ、ろおくんッ♡」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めたらベッドの上に生まれたままの姿(ほんとにそのままの意味)で僕とロウくんは向き合って寝ていた。あまりの衝撃に飛び上がってしまってベッドの軋む音が響いた。
どうして自分は同期の男と裸で寝ていたのだろう…。色々考えてみたけどやっぱり結論はひとつしかない。これは僕が汚れてるとかじゃなくて、周りを見ればわかることだった。使われた痕跡のあるゴム、汗か何かで少ししめっているシーツ。そして何より、お互いの身体中に付いた沢山の痕。
あぁ…俺たちヤったんだな……と思っているとロウくんが目を覚ました。
「あ…お、おはよう、ロウくん……」
「ん”〜……はよ」
「ねえ、突然だけどさ。僕たちって同期だよね?」
「?そうだな」
「僕たちは友達であってる?」
「そうなんじゃね?」
「で、僕たちはヤることヤったの?」
「したな」
「ま じ か よ」
「マジ」
「なんかごめんね…まだ耳ついてるし……」
「ほんとじゃん。てかここアジトだったわ…。伊波に怒られる……」
「……忘れてた。ここアジトじゃん!!!」
すると勢いよくドアが開かれた
「ほんとだよ!!こっちは気まずくなっていい迷惑してたんだけど!」
「2人とも仲良くするのはいいけど一線超えるのはやめなー?」
「オレとウェン、大学のレポート終わってなくて一緒にアジト残ってやってたんだけどさ、お前らまじうるさくて気まずいし集中できないしで最悪だったわ!」
「ガチ気まずかったんですけど〜!レポートも結局終わんなかったし、罰として2人にも手伝ってもらうからね!」
ウェンくんとライくんが部屋に乗り込んできて僕らに強く言い放った。
「ほんっっっっとうにごめんよぉ!ロウくんがまたたびなんて持ってるからつい…」
「絶対にあって欲しくないけどもし次があった時は一人一人別々の部屋に隔離しないとね〜」
「あんな顔で迫ってこられたら理性を保てるはずがない」
「小柳ロウくん。後で話があります。」
......
ちまちま書いてたら更新めっちゃ遅れました…すみません🙇🏻♀️
今回書きたい内容をつめつめしたらまとまなくなって内容がうっっすくなってしまったので申し訳ない。
次は長くて濃厚なのかけたらいいですね。てか書きたいです。
少しづつ🔞を書くことに抵抗がなくなりつつあるので増えるかもです。書き方は不安です。苦手な方はこの辺でフォロ解など自衛お願いしますね。