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こちらの作品はnmmnとなっております

ご本人様とは全くもって関係ございません


rbmn(受け優位)、rbが病んでる、リスカ、OD、過呼吸、甘々(?)、付き合ってない、など含みます。苦手な方はUターンお願いします。




......


今日もダメだった。

最近どうも思うようにいかない。

みんなの足を引っ張ってばかりで嫌気がする。こんな日はやはり、クスリを飲むに限る。


家中からかき集めた何の薬かも分からないものを手のひらいっぱい飲み込む。そうすると体も頭も力が抜けてふわふわしてくる。その感覚がクセになって、いつの間にかやめられなくなっていた。


仲間たちには最近寝不足だと伝えてあるが、そんな言い訳も通じないくらい顔色が悪くなってきた。心配なんてかけさせたくないのに。

そうやって悩む度に手に取る薬の量は増えるばかり。


家に着いたらまず薬の置いてあるキッチンへ向かう。コップを手に取り水を並々と注ぐ。次にジャラジャラと瓶からクスリを口へ放り込み水で流し込んだ。いつもより勢いをつけて水を含んだからか、むせてしまって口から少し水と錠剤が溢れた。

クスリだけではやはり物足りないので、最近ついに手を出してしまったリストカットをする。

カッターを取り出して手首に滑らせる。

何度も何度も、無心で手首を切りつけた。

赤い線が浮き上がって、手首を伝って床へぽたぽたと落ちた。水と砕けた錠剤と血が混ざりあって床に模様を描いていた。



(俺……なにしてるんだろ)



いつもクスリを飲んだあとはこんなふうになる。そうやって考えてると眠くなっていつの間にか床で寝ている。ただ今日は違った。

ブーッ、ブーッとスマホが鳴る。電話だ。

画面には「緋八マナ」と表示されていた。



(マナ…?こんな時間にどうしたんだろ。今日の資料、不備があったかな)



応答ボタンを押した。



『あ、もしもしるべー?今からお前ん家行ってもええ?なんか俺終電逃したっぽくてさ。ちょうど星導ん家近いから始発まで止めてくれや』


「あー…全然いいんだけど、後どのくらいで家着きそう?」


『んぇ、んーとね……もう家見えてるわ。やからあと5分くらい?』




ブツッ



まずい。

薬、隠さなきゃ…

床も綺麗にして……あ、腕どうしよ。

切ったばっかだからまだ血が止まり切ってないや。どうにか隠さないと



🔄mn



「あと5分くらい?」



ブツッ

ツーツーツー



「あちゃ、電話切られてもうた。風呂上がりとかやったんかな。流石に同期でもマッパ見られるのは恥ずいしな」



どうしてそんなに急ぐ必要があったのだろう。まあもうすぐ本人に会えるのだから。その時に聞けばいいか。



ピンポーン


「…るべー?」


コンコンと玄関のドアを叩く。

数秒して、ドアの向こうからドタドタと走る音が聞こえてきた。



🔄rb



「ようこそ〜マナ。何してたのこんな時間まで」


「ちょっと報告書書くんに手間取っとったらいつの間にかこんな時間でびっくりしたわ。るべもこんな時間まで起きとって大丈夫か?」


「え、」


「ほら、最近寝不足や言うてたやん。俺心配なんやで?」


「うん…ごめん」


「いや、謝らんでええよ?うーん、じゃあよく寝れるように俺が添い寝したるわ!あ、別に俺が寝たい訳やないで?ただ星導に快眠して欲しいなって思ってるだけで」


「ふふ、ありがとうマナ。じゃあお言葉に甘え…」


「ん、どうした?…腕?腕なんて押えてどうしたん。怪我?見してみ」



マナが俺の手首に手を伸ばそうとする。



「やめてッ!触るなッ!」


「は、」


「ぁ…ご、ごめんマナ。ちょっと酷い怪我だから見せたくなくて」


「…いや、そんなん尚更見なあかんやん!ほら、見せてみ!」


「あ、ちょ、」



グイッと長袖を捲られる。長袖の下にはまだ鮮血が染み込んだ包帯が巻かれていた。

それを見たマナの顔はどんどん怖くなって言った。



「ま、マナ…?」


「………これ、自分でやったん?それにあそこの床、ちょっとだけ色ちゃうよな。なんかこぼしたん?それとも床にこの血が付いたから拭いたんかな。」



今までの優しい笑顔が消え去って、マナの目はとても怖かった。俺がいつも向けられている目線みたいですごく怖かった。



「あ……、これは、その、ちがくて、」



カタカタと体が震える。薬、飲まなきゃ。でも、マナ怒ってるし。えっと…どうすればいいんだっけ……?



「ッ、ハッ、ハァッ、ハ、ッ」



息ってどうやってするんだっけ。早く薬…ッ



「星導ッ!どうした!?ほら、深呼吸!俺に合わせて、吸って…吐いて…」


「ハッ、ハ…すぅ…はぁ…」


「そ、上手。もっかい吸って…吐いて…」


「すぅ……はぁ……」


「どう、落ち着いた?」


「うん…背中までさすってもらっちゃって、ごめんね。俺……」



深呼吸を補助してくれたマナはずっと背中をさすっていてくれた。その温かさは今の俺には少し苦しかった。



「……なあ、るべ?何があったか話してくれん?俺で力になれるかどうかわからんけど、同期がこんな苦しんでるの、俺見過ごせんわ。」



こんな時でも誰かを救おうとするマナは、やっぱり俺とは全然違って…



「同期以前に、俺たち友達やろ?もっと頼ってええんやで。俺じゃなくても、ロウとかリトとか、仲ええんやろ?話してみるのも大事やで。」


「……。」


「俺もな、困って迷って、どうしようも無くなる時あるよ。そういう時はライに電話する。

ほんまは寝てて欲しいけど、結構夜中まで起きてるから、思ってること全部ライにぶつける。それでもライは優しく聞いてくれて、よく頑張ったよって慰めてくれる。やから俺もるべにとってそういう存在になれたらなって思ってるんよ。だから話して?ね。」


「…ぅん。」


「ゆっくりでええからな。」



最近全然上手くいっていないこと、Dyticaのみんなの足を引っ張ってしまっていること、ODやリスカに手を出してしまってやめられないこと。全てマナに話した。ポロポロと涙が溢れて上手く喋れなかった。

マナは静かに相槌を打つだけで、俺の話を遮らず、話終わるのを待ってくれた。おかけでゆっくり気持ちも整理しながら話せたし、だいぶ気持ちも楽になった。



「………うん。そうやったんや。気づいてあげれんくてすまんな。そんなに思い詰めてるなんて全然気づけへんかった。こんなに身近に困ってる人がいたんに、気づかんかったんはヒーロー失格やな。」



ふにゃっと力の抜けた顔でマナが笑う。ヒーロー失格だなんてそんなはずないのに。



「マナは十分ヒーローだよ。現に俺を救ってくれてるじゃん。それに比べて俺は…」


「ううん。違う。星導もヒーローや。そうやって辛いこと弱いところがわかるやん。同じように苦しんでる人はまだ沢山おる。その人に寄り添えるんがヒーローの中に1人くらいは必要やん。ライが俺にしてくれるように、俺が星導にしたように。お前がまた誰かに手を差し伸べるんや。できる?」



小さい子にするみたいに俺の頭を撫でながら優しい顔でマナは言った。



「うん……」



俺も子供みたいな返事をした。沢山泣いたから疲れたし、すごく眠かった。



「あれ、るべ眠い?もーしゃーないな、マナお兄さんがベットまで運んだるわ!後、俺ソファ借りるけどええよな?さすがに男2人ベットは狭いわ」


「ん…」


「ほな行きますよ〜。しっかり捕まっとき!」



〜〜〜〜朝


「う”〜……頭いた……。そうだ、マナ…。ソファだっけ……」



フラフラとした足取りでリビングへ向かう。そこにはもうマナの姿は無く、その代わり机の上に置き手紙がしてあった。



[星導へ

今回みたいに深刻になる前に絶対俺とかライに相談するか、話聞いてもらえよ!俺は元気なるべが大好きです^^

あと、キッチンの薬は片付けときました!薬の前に俺!覚えといてな

昨日はお邪魔しました!また遊びに来るな!]



「ふっ…変なの、何このニコちゃんマーク。…今度なんか奢ってあげるかぁ」




......


スクロールお疲れ様でした。


テスト期間の方が捜索捗るのなぁぜ?なぁぜ?


リクエスト随時受け付けてます。お気軽にどうぞ。


次回更新未定です〜


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