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喘いて囁いて

8 - 第8話恋って時折切ない

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2025年04月29日

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出勤準備をしていると通知が豊からメールがきたので開いて見ると「さっき元カノからやり直そうってメールがきた心が痛い。」と綴っていた。

出勤まで時間がまだ時間があったので豊の自宅に行った。

「豊さっきのメール見せろ。」「うん…。」スマホを見ると何件も元カノから豊宛にきていた。

「出勤までまだ時間があるからな傍に居てあげるよ。」

「ありがとう道夫。」ニコリと笑いソファに押し倒してキスをした。

「おいおいそんな事されたら我慢出来なくなるだろ。」

「普通にキスしただけでもう勃ってるの?」豊が道夫の股間を触ると頬を赤らめて悶え出した。

「これから仕事なんでしょ?」

「なぁ…一発だけヤラせて…♡」

道夫はベルトを外して息を荒くした。

「しょうがないなぁ。」

豊は満更でもない顔でズボンと下着を脱いだ。

「もう我慢出来ない…♡」

道夫はグッとペニスを入れて腰を打ち付けた。

「朝…から元気だね…♡道夫…♡ん…♡」

「はぁ…♡はぁ…♡」恍惚な笑みを浮かべて更に激しく打ち付ける。

「あっ…!ん…!」豊の体は絶頂に達していた。

「そろそろ行くわ…。」

「気をつけて行ってきて。」

セックスを終えて道夫を見送り水を飲みほっとため息をついた。

「おはよう尾見君顔艶良いね。」

「そう?」由美はうんうんと頷いた。

「何かいい事あった?」

「別に。」由美には豊とセックスした事は言えるはずもない。

気分を取り直す為に喫煙所に向かう。

「あなたが豊の彼氏?」

「お前が彼奴の元カノなんだな別れた癖に何件もメールするな。」

二人はバチバチと火花を散らした。

「私はまだ別れたつもりはないわ。」

「諦めろ豊が可哀想だろ。」

由美はこっそりと様子を見守っていた。

「この泥棒猫。」元カノは唾を吐いて去って行った。

「尾見君散々な言われようだったね。」

「気に食わねぇ女だ。」

仕事を終え豊が勤務しているバーに入った。

「道夫来てくれたんだ。」

「お前の元カノに泥棒猫呼ばわりされたよ。」豊はそれを聞いてガンとカウンターを拳で叩いた。

「俺は彼奴がメンヘラだから別れたんだよ。」

「俺が護るよ。」道夫はさり気なくタバコに火をつけてそう言った。

「道夫…♡」豊は嬉しそうにはにかんだ。

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