sypside
一般兵との戦いが終わり、捕まった頃…。
「おい、チーノ!ショッピくん!なんで言わへんねん!」
「「…」」
怒られているのに対し、無言を突き通していた。 嫌だって、別に言わなあかん理由とかないし、もう幹部やし自分で解決したかったし。 って言ったら仲間を頼れって言われそうだからやめとくけど。てか!俺らは別に悪いことしてへんのになんで怒られてんねん。納得いかへん。
「なんか言えや…!」
そろそろガチめに怒ってきてる気がする()
「ええんか、ショッピくん…コネシマ呼ぶぞ。」
!?
「何に対してお話しましょうか。」
「ショッピ!?」
「それでええねん。」
いやコネシマさん呼ばれんのだるいし…。
虐められてたって言うのは知ってはるけど、恥ずいしダサいし嫌やし。
「で、なんで言わんかってん。」
「なんて言ったらええんすかね…。特にそんな深い意味もなく…。 」
ん?いじめに対してはほぼ俺やなくてチーノじゃね?売ろ。(判断の速さには鱗○左近次もビックリ)
「と言いますか、主に虐められていたのはチーノです。」
と指をさしながら言う。
チーノはとても驚いた顔をしたあと、すぐに怒った顔をした。表情豊かな奴やな。
「ほぉん?チーノ、お話しよか。」
「ショッピィ…。」
「なんで言わんかってん」
「んー、なんて言うか。なんか…自分で解決してみたかってん。ほら、俺って結局舐められてたわけやんか。自分で、そいつら負かせたったら俺認められるんちゃうかって…まあ、結局ショッピ頼ったわけやけど。てか、俺のせいで巻き込んでごめん。」
「別にそれは全然ええよ。俺も舐められてたみたいやしな。わいもギャフンと言わせれたし気持ちよかったっすわ。」
「まぁ、言いたいことは分からんでもない。そういうちゃんとした理由あるならええわ。俺“は”許したる。でも、なんかしら俺も協力出来るやろうから、ちゃんとこれからは言う事!ええな?」
「「はい。」」
「ん。ええ子や」
といい頭を撫でる。
おかんやん。
「トントン、話し終わったか?」
「コネシマさん!?」
「わー、ショッピ頑張っ!」
「チーノォ?僕もおるよ〜?」
「げ、大先生…。」
最悪やん。説教また始まるって…。
「…なんすか。ん、?なにして…」
「黙って撫でられとけ」
「大先生…?」
「チーノも。」
ひたすら撫でられまくるという謎の時間が出来た。
「ショッピ、ええか?お前は強いんは認めたる。エーミールとか、大先生とか、最近はシャオロンとかよりも強い実力はあんねん。でも、俺らの後輩であることには変わりないからな。 」
「…!」
「お前なら、この言葉の意味わかるな?」
「…はい。」
「ちゃんとお前の先輩でおらせてくれや。」
なんだか照れくさい。 簡単に訳すと頼れということ。言われるのはわかっていたけど、言い方が腹立つ。でも、頼れる。
俺がついてきてた先輩が、この人でよかった。この人ならいつか話せるかもしれない。未来で、俺は死ぬって。
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「チーノ、お前は俺らには認められてんねん。お前が影で努力してんのも知っとうよ。無理に頑張りすぎんでええから。ここには、敵はおらん。戦場に出るには、上手な頼り方も身につけなあかんで。 」
「上手な頼り方…?」
「そう。1人ではなんも出来へんねんから。シャオロンとゾムで協力して、コネシマとショッピで協力してんねん。協力することも大事やで。」
「わかった。ありがとう!」
「無理はすんなよ〜?」
「鬱はちょっとくらい無理してくれてもいいんですけどねぇ?」
「いや、ちゃうやないっすか!とんち!」
いい空気が流れていた。
その時、空気を壊すような発言をした奴がいる。
「そういえば、あの一般兵ってどうなったんすか?」
言った瞬間、トントン、鬱兄さん、部長の顔が暗くなった。
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「そういえば、あの一般兵ってどうなったんすか?」
聞いた瞬間3人の顔が暗くなるのがわかる。
絶対言ったあかんかったなぁ…。やらかした。
「えっとなぁ〜、うーんとぉ…。」
そんな悩むことがあるのか。あ!軍から逃がしたんか?
「あ、ショッピ?チーノもやねんけど、拷問室には行ったらあかんで! 」
「ちょ、シッマ!?それ全部言ったようなもんやから! 」
「え嘘ぉ!?」
あ…(察し)
ご愁傷さまです
コメント
2件
3人とも叱るというよりは褒めて自己肯定感を高めさせてるの優しいなぁ、、、。拷問はこの3人が1番酷くやってそう、、。