コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
皐月side
それから梅宮と屋上でお開きになり
俺はゆっくり屋上を後にした
どっかで遥と会えたらなぁと期待しながら……。
1階に降りてチラッと廊下を見ると遥が居て
皐月『遥〜!』
桜「なっ、、なんでここにいんだよ!?」
皐月『んー?、野暮用で!あ!楡くんもお久!あれから喧嘩巻き込まれてない?大丈夫?』
楡井「大丈夫です!野暮用って何かあったんですか?」
皐月『俺が風鈴に入るかどうかって事、断ったけどね!』
楡井「ええ!?何でですか!?」
皐月『梅宮にも言ったけどお前らが喧嘩しに行ったら守れねぇだろ?だから俺はココには残らない、いつでも行けるなら風鈴じゃない方がいい、そうだろ?』
楡井「皐月さんと同じ学校で暮らせると思ったのに…残念です……。」
遥も納得いかない顔だ……。
皐月『あのなぁ、お前らが守れるのは勿論町だが、なら入ってきてすぐ対処出来るのは?どうせ喧嘩してから…だろ?俺はその前に見れるわけだしすぐに対応出来る、だから、さ?俺の役目だとして見届けてくれや!』
片目「確かにそうですね、皐月…、先輩?皐月さん?」
皐月『んー?お前見た事ないな、俺の事好きに呼んで構わないぞ?』
?「なら俺レオナルド・ディカプリオって言います!」
楡井「す!蘇芳さん!?」
皐月『…まぁ、確かに俺は風鈴じゃあない、でも偽名は良くないねぇ、蘇芳隼人くん?』
そう話すと蘇芳くんは俺と距離をとって敵対してきたが
皐月『あー、敵対したい訳じゃあない、俺は遥がどんなクラスメートと仲良くしてるか気になって調べただけ、楡井も蘇芳も遥に良くしてくれてありがとう!』
桜「はぁ!?俺別に迷惑かけてねぇよ!!」
皐月『んなこと言って〜、まだ俺なんかとか思ってんじゃないの〜?桜クン?』
桜「うぎっ」
皐月『まぁ、こんな奴だけど仲良くして、心の在り所になって欲しい、俺にはもう守れないし、お前らが近くに居るなら安心出来る』
桜「何言ってんだよ…、俺から離れるのか?」
皐月『もー、何べんも話しただろ?俺は風鈴じゃない、だから遥が辛そうでも助けれない、だからこそこの2人とクラスメートにお願いしてんだよ、お前すぐ無理するし、無理して傷付いたりしたら俺許さねぇよ?本当に困ったら俺を呼べよ、いつでも駆けつけるから』
桜side
皐月は本気だって分かる、いつもヘラヘラしてる奴が真剣な顔してるから…。
それでも俺が弱いみたいに聞こえて嫌になる…。
俺は、俺は1人でいいんだッ!!