TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「ん…」

目を覚ますと白い天井が見える。

窓に目をやれば飾られている一輪の白い花が揺れている。

外からはしんしんと雪が降っており、あの時を思い出す。


「あえ…おはよお」


そう言いながら寝転んだまま彼に挨拶をする。

ふふ、と笑いながら返してくれる。

『おはよ〜』


朝からその笑顔は眩しい

「かわい、」




チュッと部屋にリップ音が響く



『朝から、っ…//』

 照れて目線を外す。


「ほんと…思い出すな、」


『え、何が?』


「クリスマスの日のこと」


「追いかけっこだっけw?」


『あ、あぁ…ww』

『僕あの時告白された時さ、断ろうと思ってたんだよね』


「え、マジで…?」


『うん、だって寿命が3年しか無かったから』




__ちょうど1年前に、


彼から寿命が残り3年だと聞いたその日に、告白をした。


今こうやっているということは分かるだろう。



返事はもちろんOKを貰って、彼の少ししかない人生を共に謳歌している。


「まぁ、俺もそうしてたかもしれないなぁ」


「て言うかさぶ…」


『クリスマスだもんね懐かしいなぁ、』







_____

あきた

この作品はいかがでしたか?

5

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚