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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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第3話 つかれてんのかい?



期末テストまで残り5日



今日は金曜日

学校に行く足取りが重い生徒がひとり。



(オカ)(…眠れなかった… )     ガーン


普段、オカルト雑誌を読み漁ってのオールすらしたことないのに。(←よく寝る子)


(自分、気付いてしまった

今日が金曜日ということに…


今日、ジジん家はなんかヤバい気がする!!!)




正解○




(オカ)実は自分、家で勉強をほとんどやったことがない。授業中と、図書室で少しやるくらい。


(ましてや、人ん家で勉強なんて…

昨日の綾瀬さん家の勉強会?は、ほぼコタツ入ってミカン食べてたし。)




オカ)「友達とどうやって勉強するんだろ?」






あれ、、、


なんか、目が回る…


あれれ?


あれ~~?





『…い、だい・…か?』

ん……


『おい!おい、、、』

(女王先生)「大丈夫か?」


(オカ)「!!!!!はっっっ!!!」


ここ


保健室だ…


(女王先生)「よかった、気がついたようだね」


(オカ)「自分、なんで保健室に?」


(女王先生)「何言ってんだい。自分の足で来たじゃないかい?『横になっていいか?』って。」



(オカ)「…そうなんですね、、すみません!すぐ出ていきます!!」



(女王先生)「まちな!!!」


(オカ)「ふぇ!?」




(女王先生)「高倉、あんた、何かに【つかれ】ちゃいないかい?」




(オカ)「     え”“”!?!?     」



(オカ)「ど、どういうことですか?」

(あれ?!まさか、先生にターボババアのことバレてる??)







(女王先生)「…寝不足だろ?お肌に悪いぞ?」




(オカ)「……あ、、、疲れ、てる?てことか」



(女王先生)「はぁ、やっぱり無自覚かい?よくないよ、ためこんだら。テスト前だしな、分からなくもないが。」


(オカ)「ありがとうございます。大丈夫です。」






カツカツカツ



カツ…

(女王先生)「高倉、、


お前、別人みたいになってるぞ?」





(オカ)「………え?」


恐る恐る保健室の鏡を見ると、



白髪の紅眼のダルそうなやつが、ベッドに座り込んでいた。



ごわぁぁぁああぁぁぁぁぁぁあ!!??!

変わっちまってる!!!


「ごめんなさぁぁぁい!!戻りまぁぁぁぁす!!」


わぁぁぁあ!!無意識は初めて!

わお!!びっくり!!

(パニック)




布団にくるまって頭を整理した。

いつだ??どのタイミング??

鬱うつしてたから、気付かなかった。



画像




(オカ)「じ、女王先生、自分…」



(女王先生)「いいじゃないか、疲れてんだよ。そういう日もあるさ。もちょっと寝ていきな?」


「色んな生徒視てきてるからね、あんまり気にするな」






(オカ)「……あざっす……」






本当、いい先生…(涙)ホロリ




第4話につづく


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今回も面白くて好きです!

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