テラーノベル
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⚠️意味不明なところがあるかもしれません。申し訳ございません。
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京ちゃんの結婚が決まった。相手は故郷にいる城の若君で、3つほど離れてはいるものの、愛のある結婚だそうだ。
その報告を受けたのは、京ちゃんが忍術学園のくの一教室から出ていく一月前の月が美しく部屋を照らす夜だった。
「……」
私は驚いて何も言えなかった。
来年の私の隣には京ちゃんがいない、と言われても頭に入らなかった。
この時代は、15で成人だ。
早く結婚して子をなさなければ、石女と言われて扱いが酷くなる男尊女卑がある時代。
「ゆえちゃん、」
京ちゃんに呼ばれ、下を向いていた私は顔を上げた。
「離れても、私たち、ともだち?」
京ちゃんの目から大粒の涙が流れる。
「当たり前だよ。私たち、ともだちで、親友で、相棒でしょう?」
京ちゃんは、違った?
私が続けて言うと、京ちゃんは首を横に振って違うと、答えてくれた。
「ゆえちゃんが、卒業したらおいでね。」
「いいの?」
「もちろん!」
京ちゃんは涙を流しているのに、わらっていた。
「こき使ってあげるからね!」
「それは、覚悟しなきゃ、」
視線を下にそらす私に、京ちゃんは勢いよく、私に抱きついた。
「ゆえちゃん。」
京ちゃんの肩に埋まる私を気にしないで、きつくきつく私を抱きしめる。
「大好きだよ。ゆえちゃん。私の傍にいてくれてありがとう。」
私の傍にいてくれてありがとう?
そんなの、そんなの!!!
「こっちのセリフだよ!!!!京ちゃん!!
やだよ、行かないでよ、一緒にいてよ!!!」
私は泣きながら、京ちゃんの背中に腕を回して耳元なのを忘れて大きな声で言った。
初めてだったのかもしれない。
私が京ちゃんに大きな声で言うのは。
「私だって、京ちゃんのこと、大好きだもん!!」
だから、行かないでよ!!!
「ごめんね、ゆえちゃん。ごめんねぇ”」
「やだよ、同室なのに、1人、やだよ”」
私と京ちゃんは、泣き続けた。
神様、どうして私の周りの人達は離れていくの?
幸せになってくれるのは嬉しいよ?
でも、私、寂しいよ。
____
京ちゃんが忍術学園のくノ一教室から卒業する日
山本シナ先生と私だけで卒業式が始まった。
私は京ちゃんに手鏡を贈り物として送った。
シナ先生と私と京ちゃんは抱きしめあって泣いた。シナ先生が泣くとは思わなくて、京ちゃんが泣きながらわらってシナ先生に言う。
「シナ先生も、泣くんですね。」
シナ先生は、私と京ちゃんから身体を離して綺麗な目から涙を流してそれを拭いながら、言った。
「私の初めての教え子なのよ!?泣くに決まってるじゃない!!!」
それでまた、3人で泣く。
余談だが、泣き叫びすぎて忍たまの先生方と学園長先生がいらして、山田先生が号泣してしまったことは私たちの秘密となった。
その後、お世話になった忍たまの山田先生と土井先生、シナ先生、私と京ちゃんでご飯を食べた。
私は、もうこんな風にご飯一緒に食べれなくなっちゃうんだ、と思ってしまい、前に座る土井先生を忘れて、泣きながらご飯を食べて前に座る先生方を驚かしてしまったのは申し訳ないと思っている。
山田先生は私に言ってくださった。
「寂しい、か?」
「寂しいです”。」
私は泣きながら、山田先生の質問に答えた。
山田先生は目柱を抑える。
私は涙を拭きながら、ご飯を食べる。
京ちゃんも泣いてたし、てんやわんやだった。
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