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注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
ut side
今後のこと……
それはなんだろうか
みんながイスに座っていくなか、俺はひたすらに考えていた
シャオロンのことだろうけど
gr「このままでは、シャオロンがまた、危険な目に遭うかもしれないんだゾ
……トン氏から、聞いたのだが、シャオロンのご家庭の話だ」
家庭……
きょーさんから聞いたけど
虐待とか?
そういうことだよね?
tn「俺が話すんじゃなくて、ロボロが話すべきや」
rb「…分かった」
トントンは、ロボロに視線を向ける
ロボロは軽くうなずいた
rb「ざっくり言うと、虐待を受けてる
…さっきおった、きょーさんがある事故に巻き込まれて、直後のことや」
そう、淡々と経緯を説明していくロボロ
説明をし終えたところで、みんなは黙りこんでしまった
最初に口を開いたのは、グルッペンだった
gr「…今のを聞いて、どうだ?」
そうみんなに問いかける
みんなは、それでも口を紡ぐ
kn「……俺は、俺の立場と似ていた
気づくべきやった。でも…明るく振る舞いたくなるのは分かる。俺だってそうやったから」
zm「なんか、こう、実感とかあまりないけど…助けれたんじゃないんか?」
ci「そうですね…俺だって薄々気づいてた。リスカとか…でもッ」
syp「見て見ぬふりをしていました」
みんなの言葉に、他のメンバーもうなずく
俺もそうだった
気づいていたのに
力になれたのかもしれない
それでも……
gr「無理に気を悔やむな
…特に、ロボロと大先生。出来る限りのことはする」
グルッペンはそう言って、少し笑った
それがなんとも言えない顔で……
グルッペンなりに考えていることがあるのだろうか?
gr「今度…近いうちに…
あいつに協力を要請しようと思う」
あいつ?
誰?
ut「それって、きょーさんだったりすんの?」
gr「…さぁ。どうだろうな」
グルッペンはすこし笑うだけだった
目線をトントンに送っても、首をかしげている
トントンも知らないのか
gr「以上だ。各自、自由」
グルッペンはそう合図して、トントンと共に病室から出ていった
みんなはなかなか動けないようで、それは俺も同じだった
rb「あのさッ
…ちょっとエエか?」