こんにちは、るりです!
今回はノベルで書いていこうかなって思ってます
何か急にこっちで書きたくなりましたw
タイトルは「何でもお見通し」
ペアはななもりーぬです
他メン出てきません!
2人は付き合ってる設定!
他特に設定は無いです!
それでは〜start
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R視点
R母「あんたのせいでッ…!」
R母「あんたのせいでお父さんはッ…!」
R母「あんたなんか…」
“産まなきゃ良かった”!
R母「ドカッボコッボコッボコボコッ」
R母「あんたなんか死ねばいいのよッ!」
–-✄–––キリトリセン–––✄–-
R「ハァッハァッ」
またこの夢…
身体中汗だらけだった…
いやだよ…こわいよ…
もう死んでしまいたい…そう考えながら……
ついカッターに手を伸ばす
カチカチッ
銀色の刃を出して皮膚にスっと当てる
R「ツーッグサッグサッ」
赤い血が粒となって溢れ出てくる
もう1回…もう1回…
R「なーくんッ…ポロポロ」
来るはずのない人の名前を呼びながら何度も……
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N視点
チリリリリッチリリリリッ
今日もけたたましく鳴り響くアラーム
今日は仕事の日。いつもと同じ、はずだった
ゾクゾクッ
急に背中に悪寒が走る
それと同時に何だか嫌な予感がした
N「ッ莉犬くんの家に行かなきゃ」
何故か分からないけど、何となくそんな気がした
ただひたすら…気の所為であってくれ…
そう祈りながら自転車を漕いだ
今すぐ会わなきゃ…そんな気がして……
合鍵を使って中に入ってッ…
N「莉犬くんッ…どこッ…?」
なーくんッ…
微かに声が聞こえた気がした
声が聞こえた方向に走る…
莉犬くんの部屋の扉を開けると…
R「なーくんッ…ポロポロ」
俺の名前を呼び、泣きながら手首を切る莉犬くんが居た…
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R視点
もっと…もっと深く…
ただ無我夢中で腕を切る…
R「なーくんッ…ポロポロ」
返事なんて来ない…そう思っていた
N「莉犬くん、俺はここにいるよ」
なーくんの声が聞こえた気がして振り向く
R「なぁ…くんッ…?」
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N視点
R「なーくんッ…ポロポロ」
N「莉犬くん、俺はここにいるよ」
そう返事をすると、驚いたように振り向いた
R「なぁ…くんッ…?」
N「大丈夫、大丈夫だよ」
俺はそう言ってギュッと抱きしめた
R「なーくん…なんで…?」
そう俺に問いかけてきた
N「ん〜超能力、かな?」
俺は笑って答えてみた
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R視点
なーくんは…ギュッと抱きしめてくれた
N「大丈夫、大丈夫だよ」
と、そう言いながら……
R「なーくん…なんで…?」
俺はそう問いかける
N「ん〜超能力、かな?」
なーくんはそう笑って答えた
N「カッター貰ってもいい?」
なーくんは優しく聞いてくれた
R「ごめんなさい…ポロポロ」
怒られてないって分かるのに謝ってしまう
N「大丈夫だよ、手当しよう?」
抱きしめたままそう聞いてくるなーくん
R「離れたくない…ポロポロ」
つい我儘を言ってしまう…
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N視点
カッターを持ったままは危ない、そう思い
N「カッター貰ってもいい?」
そう優しく問いかける
R「ごめんなさい…ポロポロ」
N「大丈夫だよ、手当しよう?」
抱きしめた、その体勢のまま俺はそう聞いた
これからはずっとなーくん視点でお送りします
By作成主
R「離れたくない…ポロポロ」
莉犬くんは泣きながらそう言ってくれた
我儘を言ってしまった、そう後悔したような顔で
N「大丈夫大丈夫、俺に捕まっててね」
そう言って細くて軽い莉犬くんを抱っこする