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中「あっ、あいつ切りやがった…」
しかし…なんでマフィアの近くに住んでる奴のリストなんか…
中「…やめるか」
あいつの考える事なんざ、何年経ってもわかんねぇからな
机の上の資料を乱雑に投げる
そして、椅子に座る
中「……」
あいつから連絡してくるなんか、珍しいものだな…
今日はなんか起こるのか…(考え過ぎ)
その時_
黒「中原幹部、首領からお呼び出しです」
部屋の外から声をかけられる
中「わかった」
椅子にかけてあったコートを取る
乱雑に投げられた資料には_。
・
太「…これでいけるかな…」
先輩が誘拐…あり得なさそうだけど、一応考慮しておこう
国「太宰!早く仕事をやれ」
国木田君から声をかけられる
太「えー、面倒くさい」
国「いいから早くやれ」
そう言いながら書類を投げられる
太「痛たっ…そんな乱暴にする事無いじゃないか」
国「何ヶ月前の報告書だと思っているんだ」
渋々報告書を見る
太「…薬?」
国「あぁ、”ミラル”という名前の薬物だ」
ミラル…少なくともポートマフィア時代の時には聞いた事が無いな…
太「これがどうしたんだい?」
国「こいつは薬物と云う名前だが、実際は洗脳薬と云う名前が相応しくて、それを作っている疑いがある工場があったから、俺達で行ったんだ」
太「マリファナと同じ扱いかい?」
国「いや…こいつはマリファナとは比べ物にならない。今や世界中で製造・販売が禁止されていて、厳しく取り締まられている」
そんな事があったなんてねぇ…
多分寝ていたな()
国「まぁ、もう持っているとは考えられないけどな」
太「ポートマフィアが保管さえしていなければね」
国「ぐっ…」
国木田くんにとっては胃に穴が空きそうだと思う
森さんが持っている考えも否定は出来ない。
てか、あの人なら全然保存してそう()
太「ミラル…どっかで聞いたような…」
悪い事に、その違和感は当たってしまう。
・
瞼が重い
すごい眠い
拉致されてる時に云う事では無いとは判っているが()
夜「眠いし痛いし…」
未だに血は止まらない
このままだと失血死するな…
まぁ、別にいっか。
夜「それにしても、あいつの目的はなんなんだ…?」
武装探偵社が標的?
だったらこんな回りくどい事はしない
ポートマフィア…
もう離れているのに、有益な情報が入っていると思ったのか?
どちらにしろ、私が標的で間違いなさそうだな。
その時、聞き慣れたハイヒールの音が聞こえる
依「あら、まだ起きてたのね」
夜「くっそ眠いけどな」
彼女はしゃがみ込む
依「起きているだけで上出来よ」
夜「お前は私のお母さんかよ…」
依「そんな訳ないでしょ。アンタが生きてなきゃ、私が上に言われるんだから」
上…?
夜「お前…組織の一員か」
依「そうよ。主にポートマフィアを憎んでいるね」
夜「だったら私狙う必要無いだろ…」
つくづく意味わかんねぇ…
依「こんな裏幹部なんて貴重な役職、狙うに決まっているじゃない?」
夜「もう抜けた身だ、今の事なんざ知らない」
依「そう…残念」
その瞬間、ガンッ!と甲高い音を立てながら足を踏まれる
夜「ぐっ…!」
依「でも今回は昔のポートマフィアに関する話。今じゃないのよ」
ぐりぐりと踏みつけられる
話が一向に入ってこない
夜「あ゙あ゙あ゙っ…!」
依「だから昔の情報を喋る。簡単な仕事でしょう?」
夜「何処が‥だよ…!森さん、に‥殺されるっての‥!」
彼女は微笑む
依「安心して?そこは大丈夫よ。」
何処からか、注射器を出す
その中の液体は紫色に揺れていた
依「貴方は私に操作されるだけだから、何も思わないわよ」
案だしてくれてまじ感謝っす
無浮上から低浮上になりそう