第四話「一番幸せだったこと」
これはネットでする恋バナです
壮絶な体験が多かった小学校時代ですが、星刻の神が恵みをくださったのか最後の4ヶ月だけはものすごく幸せでした
私のクラスというより学年がめちゃくちゃイケメンに恵まれてて←え?
それが幸せな体験をする元になったんです
そのイケメンモテモテたちのうちの一人、Sくんが私の片思いの相手でした
よく、片思いは辛いだけとか言われますが私は幸せでしたよ笑
はっきり感情を実感したのは、12月の席替えですね
どう言う方法だったかは忘れましたが、偶然Sくんと隣になったんですよ!
その時めっちゃ嬉しかったです 恋愛感情ってこういうもんなんだな、って思いました
そして、年が明け1月下旬。
これいったらリラの年齢バレるう
Sくんの友達がぼそっと口にしたんです
「ななジェル戻ってきたー」って。
で、確かめるために古参のリスナー、Kちゃんに話を聞きました
どうやら本当らしいです。
そのことをSくんに話しました。
「え?!マジで?!」というリアクションでした。
その話を聞いていたSくんの友達(復帰を言った人とは別の人)が言います。
「ななもりって誰?」
Sくんの返答が、まさかの「不倫男」だったんですよ
今だったら許せないけれど、当時は笑って許していました。(すとりすのみなさんほんっとーーーーーにごめんなさい)
そしてその数日後、再び奇跡は起こります。
席替えでまた隣になりました。しかも席くっつけて。
当時の状況詳しく説明しますね
担任「今日は席替えをします」
みんな「うぇーい」
担任「方法ですが、前回採用されなかったお見合い方式でいきます」
※お見合い方式:席替えの方法の一種。
1 クラスを男女や出席番号などで2つのグループに分けます。
2 片方のグループは、教室で席を決めます。もう一つのグループは、席決めの様子が見えないように、別の場所で待機します。
3 席を選ぶ時は、そこを自分が選んだ、とわかるように椅子を上げるなどして記録を残します。
4 残りの席の中から、もう一つのグループの人たちが座る場所を決めます。
5 最初に決めたグループの人たちが教室に戻ってきたら、自分の決めた席に座り、隣の人が「あ、この人だ」ってなります。
お見合い方式はこんなふうに行います。
リラ「うーん、Sくんどこに座ったんだろ、ここかな?」
担任「では、男子の皆さん入ってきてください」
リラ「!?」
Sくん「よろしくニコッ」
この時めっちゃ動揺しました笑
そのあとはめちゃくちゃ仲良く過ごしました。友達以上恋人未満、っていうところです。
たとえば、理科のテスト前に、
Tくん(Sくんの友達)「ちょっとS、復習しない?」
Sくん「いいよ」
Tくん「酸性の液体の時赤いリトマス紙h」
リラ「変わらない!」
Sくん「塩酸の性質h」
リラ「酸性!」
Tくん「リラ黙っててもらえる?」
リラ「はーい」
なんてことがあったり、漢字テスト前に、
Sくん「リラ200点(これが満点でした)取りすぎなんだよ、間違えろ笑」
とか言われたり。
すごいいい関係でした。
結局、離任式当日に担任含めクラスメイトたちが見守る中散りました。
でも、すごい楽しかったんです。
Sくん、本当にありがとうございます。