昨晩の事が首領にバレて、仕事を増やされ
徹夜して仕事を終わらせた2人
書類を届けに首領室へ向かった
太宰「…眠い、死にそう(歩きながら)」
中也「徹夜したからな、俺もねみぃわ
(歩きながら)」
太宰「てかなんで森さんにバレたのぉ…」
中也「あー…多分、あれだな、昨日此処の倉庫から爆弾持ち出しただろ?それでバレたんだと思う」
太宰「うわぁ、最悪、、そういや彼処
監視カメラついてたなぁ…」
中也「おう」
太宰「はぁ、てかこんな事で仕事増やすなんて森さんひどーい…」
中也「まぁ、命令されてねぇのに勝手に敵組織に行って潰したからなぁ、、」
太宰「えー、でもあれは遊びだしー、昔もよくやってたから良いじゃんー、てか禁止しない森さんが悪い(ムス)」
中也「禁止してもてめぇ行くだろうが」
太宰「まぁね☆」
中也「はぁ…(首領室の前で立ち止まる)
…コンコン(ノックをする)
首領頼まれていた書類を届けに参りました」
首領の返事は無かった
中也「?居ねぇのか?」
太宰「森さーん入るよー」
扉を開け2人は中を覗いた
中也「首領の姿がねぇな…」
太宰「森さん居ないじゃん」
??「…鴎外殿なら今留守じゃ」
太宰、中也「「!」」
背後から声がし2人は振り向いた
中也「姐さん」
太宰「やぁ、姐さんお久しぶりですね(ニコッ)」
紅葉「久しいのぉ太宰〜、、ところで何故そんな格好をしておるのじゃ?(太宰を見詰め)」
太宰「探偵社員の人には1週間休暇としか伝えてなかったからね〜、バレたら面倒だと思ってこの姿なのだよ」
中也「そのせいで大変な事になったけどな」
太宰「あははー、ナンノコトカナー
(目を逸らし)」
中也「てめ…」
紅葉「なるほど…」
太宰「ところで、森さんが居ないってどういう事?」
紅葉「嗚呼、鴎外殿はエリスと出掛けておるのじゃ」
太宰「あー、なるほど…」
中也「また護衛を付けずに……」
太宰「居ないならここに爆弾仕掛けて、爆発させようかな」
中也「やめろ莫迦」
紅葉「そんな事したら許さんぞ」
太宰「ちぇ…」
紅葉「そういや、鴎外殿に何か用かえ?
呼び出そうと思えば出来るが」
中也「いえ、書類を届けに来ただけなので大丈夫です!」
紅葉「そうか、ならわっちが鴎外殿の代わりに頂こう」
中也「有難う御座います」
太宰「わー、姐さんありがと〜!
じゃあ宜しくね〜(書類を渡す)」
中也「お願いします(渡し)」
紅葉「ん(受け取る)」
太宰「よーし仕事終わったし中也の部屋荒らしに行こーっと♪(走って)」
中也「は!?てめっ!やめろ!!(追いかけ)」
2人は首領室を出て行った
紅葉「太宰は昔から何も変わっておらんなぁ」
紅葉は少し呆れた表情で言った
ー 幹部(中也)の部屋 ー
太宰「おじゃましまぁーす☆
(扉を開け中に入る)」
中也「おい!勝手に入んな!(中に入り)」
太宰「おー、懐かしい〜(椅子に座り)
君がここを使ってるなんて〜考えられないなぁ〜、というかよく幹部になれたね〜
(クルクル回り)」
中也「嗚呼、てめぇが抜けてから死ぬ気で頑張ったからな(目の前に立ち腕を組み)」
太宰「ふぅん(回るのを辞め)中也、ちょっと屈んで〜」
中也「、?おう、(屈む)」
太宰「中也よく頑張ったね、偉い偉い
(頭を撫で)」
中也「!?バッ(離れる)」
太宰「ありゃ、なんで離れるの〜」
中也「て、てめっ、なにすんだっ(頭を抑え)」
太宰「褒めてあげたのだよ?狗に褒める時はこうするんだろう?(笑って)」
中也「俺は狗じゃねぇ!!!」
太宰「はいはい、餌あげるから大人しくしててね〜」
中也「だから、俺は狗じゃねぇつってんだろっ!!ゴンッ(頭突き)」
太宰「い”ったぁ!?」
中也「っ、どうだぁ!(おでこを抑え)」
太宰「莫迦じゃないの!?この石頭!!
(おでこを抑え涙目)」
中也「へっ、ざまぁ」
太宰「っ…ほんとに、この餓鬼は…」
中也「あ”?」
太宰「君ってほんと昔から変わらないよね
短気だし口悪いし〜小学生みたい〜w」
中也「っ…てめぇ、💢(胸ぐらを掴み)」
太宰「本当の事言っただけじゃないか、なんでそんなにキレてるんだい?(ヘラッ)」
中也「てめぇのそういう所大っ嫌いだ、ぶっ殺したくなる(睨)」
太宰「そうかい、なら殺せばいいじゃないか、君なら私を簡単に殺せるだろう?」
中也「嗚呼、殺せるぜ、窒息死させてやる
(顔を近づけ)」
太宰「へ…」
中也「チュッ…」
太宰「!」
中也「チュッ…ん…(舌を入れ絡める)」
太宰「っんっ…ぅ…」
中也「チュッ…」
太宰「んんっ!(服を引っ張り離そうとする)」
中也「チュッ、クチュッ…」
太宰「っふ…ぅ(息が…)」
中也「っん(続ける)」
太宰「ぅ…っん…」
中也「…っはぁ(離す)」
太宰「…っ…ガクッ(気絶)」
中也「…あ、やべ、やりすぎた、」
太宰「…チーン( 。ω 。)」
中也「……まぁ、、そのうち起きるだろ
(太宰を抱えベットに寝かす)」
コンコン(誰かが扉をノックする音)
中也「?誰だ(扉の方に向かう)
ガチャ(扉を開ける)」
芥川「あ、中也さん」
中也「おー、芥川か、どうした?」
芥川「首領が中也さんと太宰さんのことを呼んでいました」
中也「そうか、(首領帰ってきたんだな)
首領にすぐ行くと伝えといてくれ」
芥川「分かりました、(礼をし部屋を離れる)」
中也「…スタスタ(太宰の方に行く)
おーい、太宰ー、起きろー(頬をつつき)」
太宰「…」
中也「…あ、こんな所に蟹缶が…(蟹缶を出し)」
太宰「!ガシッ(起き上がり蟹缶を奪う)」
中也「うおっ!?」
太宰「私の蟹缶〜♡」
中也「ほんと蟹好きだな、、あ、そうだ、首領帰ってきたらしいぞ」
太宰「え、そうなの?」
中也「おう、それと呼ばれてるから首領のとこ行くぞ」
太宰「えー…(面倒くさそうな顔)」
中也「早く来ねぇとまた気絶させるぞ
(歩き出し)」
太宰「ソレダケハヤメテクダサイ(立ち上がりついて行く)」
2人は首領室に向かった
ー 首領室 ー
コンコン(ノック)
中也「中原です」
中から「入っていいよー」という声が聞こえ
2人は中に入った
森「やぁ、2人共待ってたよ(微笑み)」
太宰「はぁ、本当は行かないつもりだったんだけど、この蛞蝓が五月蝿いから仕方なく来てあげたよ、感謝してよね」
中也「てめっ!?」
森「太宰くん感謝してるよ」
中也「首領、、こんな奴に感謝なんてしなくていいんですよ?」
太宰「中也ひどーい」
中也「うっせぇ」
太宰「…それで、なんで呼んだの」
森「嗚呼、2人を呼んだのは、
私の代役になってもらおうと思って」
太宰「代役?」
中也「首領、何処かへ行かれるんですか?」
森「うん、ちょっと急用でね、明日から2日間ほど此処を離れないといけないんだよ」
太宰「そのまま帰ってこなくていいよ(((ボソッ)」
中也「ドンッ(蹴る)」
太宰「い”っ!?」
中也「…2日間首領の代わりを俺らがやるんですか?」
森「うん、私の代わりは太宰くん、中也くんは太宰くんの護衛をして欲しい」
中也「分かりました」
太宰「え、私が森さんの代わり、?」
森「そうだよ、明日は君がここの首領だ」
太宰「……いいの?私が首領やると飛び降りるかもしれないよ??」
森「それを止める為に中也くんを護衛につけたのだよ(笑顔)」
中也「はっ、残念だったな?」
太宰「はぁ、絶対死んでやる…」
中也「絶対死なせねぇから」
森「うんうん、じゃあ2人共明日は頼んだよ
(微笑み)」
中也「はい」
太宰「はーい…」
エリス「リンタロウー!甘い物が食べたい」
森「!はぁい、すぐ用意するね〜♡」
中也「…(軽く礼をし) 太宰、行くぞ」
太宰「…うん」
2人は首領室を出た
太宰「…私が…首領……(歩きながら)」
中也「頼むから2日間は大人しくしとけよ?
(歩きながら)」
太宰「…中也、私が大人しくすると思うかい?」
中也「思わねぇ…」
太宰「フフッ、2日間中也に沢山嫌がらせが出来る、最高じゃないか✨️」
中也「はぁぁ…最悪…」
太宰「何しようかなぁ〜♪」
中也「頼むから大人しくしといてくれ…
(頭を抱え)」
太宰「…あ、ねぇ中也
(立ち止まり中也の方を向き)」
中也「!なんだよ、」
太宰「私が死んだら君は悲しんでくれるかい?
(笑顔で)」
中也「…別に悲しまねぇよ、それにてめぇは死なせねぇ、俺が殺す」
太宰「…ふーん、そう、殺せるといいね〜、まぁ無理だと思うけど〜(歩き出し)」
中也「あ!?無理じゃねぇし!(歩き出し)」
太宰「無理無理〜」
中也「さっきみたいに窒息させるぞ」
太宰「やだー」
中也「……太宰」
太宰「ん?」
中也「死ぬなよ、てめぇは俺が殺すんだからな」
太宰「それはどうかなぁーw」
中也「てめっ!」
太宰「フフッ、中也、私は自殺するよ」
中也「なっ…!」
太宰「でもそれを阻止するのが君の仕事だ
(立ち止まり振り返る)
それに私、死ぬ気は無いからね、これは君への嫌がらせだよ(ニコッ)」
中也「…(立ち止まり)
…はぁ、てめぇのそういう所大っ嫌いだ」
太宰「フフンッ」
中也「別に俺はてめぇが死のうが生きようがどうでもいい、だが首領の命令だからな、自殺を阻止してめぇを死ぬ気で守ってやる、だから…
グイッ(胸ぐらを掴み引き寄せる)」
太宰「!?」
中也「覚悟しとけよ、クソ太宰(顔を近づけ)」
太宰「っ…はいはい、(顔を背け)」
中也「ん、じゃあ俺やる事あるから行くわ
(手を離し)」
太宰「うん、」
中也「スタスタ」
太宰「…首領、、か……フフッ…」
安心しなよ、中也、ここは本の世界じゃない、
だから絶対死なないし君を置いていったりしないよ
マフィア生活終了まで残り3日
ー 続く ー
コメント
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続き楽しみ過ぎます! こんな神作品初めて見ました! もう、尊敬様、、、 流石すぎ どうやったらこんな神作品できるんですか?聞きたい…
つ、つづきを、、、_:(´ཀ`」 ∠):
本の世界じゃないって、BEASTではないか…!!✨ 月兎さんの小説大好きだぁ…