テラーノベル
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楽しくてガンガン書いてます
かけるうちは書いていこうと
ほんとエロもない私の話を
読んでいただきありがとうございます
今回は甘くもない上に 仁人くんが 可哀想
なぜ私は推しにこんな思いを
させているのか涙
モブが仁人くんに絡むのが
苦手な方は無理されず
※某番組は一切関係ないです
💛視点
今回は、本気で悩んでることがある。
M!LKでの新しい番組。
みんなでゲストを呼んで、
ゲームをする、よくあるバラエティ番組。
でも、番組の最後には1曲、
歌わせてもらえる。
M!LKを知ってもらうには、
すごくいい機会だ。
だからこそ、
絶対に成功させたい番組だった。
……なのに。
その番組のプロデューサー。
自意識過剰じゃない。
本気で俺を狙ってきてる。
軽いスキンシップに見せて、
目が粘着質なんだよな。
マジで気持ち悪い。
でも、邪険にするわけにもいかず、
今まではのらりくらりとかわしてきた。
けど、さすがにキツくなってきた。
P「今日も可愛いね。お肌ツルツル。
もちもちだなぁ。おじさんの肌とは
大違いだよー!
え? ちょっと触らせて」
💛「やめてくださいよー!
せっかくメイクしてもらったんだから、
崩れちゃいます」
P「またかわすの上手いね〜。
でも、余計がんばりたくなっちゃうよね。
小悪魔だなぁ、仁人くんは笑」
……誰も誘ってねぇよ。
顔には出さないように、
必死で笑みを作る。
💛「そんなんじゃないですって笑。
そろそろなんで、失礼します」
限界だった。
横をすり抜けた、その瞬間。
パチンッ!
💛「っ!!??」
……お尻、叩いた?
てか、触った……?!
P「おぅ! 頑張れよ」
💛「……ははっ。失礼しまーす」
笑って、その場を離れる。
お尻に残る手の感触が気持ち悪い。
ぬぐっても、
拭っても、
RSZzzzz
20
消えない。
……これ、当分引きずるやつだな。
もう……どうしたらいいんだよ。
—————
P「あれー? 仁人くんじゃん! 奇遇だね」
💛「プロデューサーさん、お疲れ様です」
P「堅苦しいなぁ。こんなに可愛がってるのに。なんか猫みたい。警戒心強い。俺、猫大好きなんだよね」
なんなんだこの人……噂じゃ、
男女問わず気に入った子に
そういう誘いしてるみたいだしな。
ほんと、距離置きたいのに、
一人で出てくるんじゃなかった。
プロデューサーは見つめながら
ジリジリと近づいてくる
「……え?」
また一歩。
反射的に後ろへ下がると、
背中に壁が当たった。
しまった……。
逃げ場がない。
Pはそんな俺を見て、
口元だけを緩める。
さらに一歩、距離を詰めてくる。
「ちょ、ちょっと……」
逃げようと身体を横にずらした瞬間――
ドンッ。
耳元で、鈍い音が響いた。
壁に手をつかれて、
完全に逃げ道を塞がれる。
💛「……なんですか?」
近い。
近すぎる。
思わず顔を背けると、
それすら追うように覗き込まれる。
「仁人くん、どう? ドキッとした?」
その笑い方が、
なんだか気持ち悪かった。
助けて……。だれか……。舜太。
?「なにやってるんすかー??」
プロデューサーが振り向くと、
笑顔だけど目の奥が笑ってない太智と、
怒りで眉間の皺がえげつなくなってる
勇人が立っていた。
P「別に?? ただのコミュニケーションだよ! 仁人くんって可愛いから、かまいたくなっちゃうんだよね」
💙「あー、そうなんですね。でも、うちのリーダー繊細なんで、そういうのやめてもらえたら、助かります」
笑顔で釘を刺す太智。
🩷「いくらプロデューサーでも、やりすぎはよくないっすよ。これからの付き合いもありますんで」
怒りを抑えてるのが伝わる。
勇人の目の奥が怖い。
でも、二人が来てくれたことで、
緊張がなくなっていく。
💛「それじゃあ、これで失礼します」
横を通り過ぎようとした時、
ガシッと手首を掴まれ、
P「またね……仁人くん。今度ご飯行こうね」
背筋が凍る。
掴まれたところから鳥肌が止まらない。
固まっていると、
太智がプロデューサーから俺を
引き離してくれた。
💙「怯えてるじゃないですか……。
すいません、マジ勘弁してやってください」
🩷「いくぞ。失礼しました」
勇人に肩を抱かれ、
その場を後にする。
———
M!LKの楽屋
🩷「で? 正直に言えよ? いつからだ?」
ついに言わないといけないところまで
きてしまったか。
💛「一ヶ月くらい前から。
でも、あんな感じなのは今日が初めて。
今まではちょっかいかけられたり、
飲みに誘われたり……。あっ、この前はお尻触られたわ」
仁人の発言に、
二人とも目を開く。
💙「はっ!!? おしり?? いや、その時点で俺らとかマネージャーにいうべきよ? なんで黙ってるんよ!!」
💛「だって! ……だってM!LKでのバラエティだよ? 個人は増えてきたけど、
こんなチャンスのがしたくないじゃん」
🩷「厳しいこというな?
仁人の犠牲の上での、その仕事を
俺らが喜ぶと思う??」
思わないよ。
思わないけど……
じゃあ、どうしたらよかったの??
心の中がぐちゃぐちゃになる。
泣きたくない、困らせたくないのに、
涙が溢れてくる。
💛「俺、どうしたらよかったの…… ごめん、泣くつもりじゃなかったのに」
🩷「ごめん。辛い時にこんなこと言って。
でも俺らは仁人が大切なのよ。
一人で背負わないでほしい
それだけはわかって」
泣いてる俺を、
二人は抱きしめてくれた。
❤️「おっはよー! ……え? なにこの雰囲気。なんで仁ちゃん泣いてるん?」
すぐに駆け寄ってきて
俺の顔を覗き込む舜太。
でも泣き顔を見られたくなくて、
太智の肩に顔を埋める。
❤️「え? なに??」
🤍「さすがにこれは説明してよ。なにがあった?」
ことの経緯を勇人から説明される。
その間も、
舜太は俺から目をそらさなかった。
🤍「仁ちゃん、つらかったね。ごめんね。
気がついてあげられなくて」
ゆっくり首を横に振る。
💛「あいつ、俺と二人の時にしか
やらないから気がつかないよ。
黙っててごめん」
真っ直ぐ向けられた目には、怒りと、それ以上に寂しさがこもっていた。
❤️「….なんで言わんのよ。そんな自分が傷つくまで言わんって、ありえへん。なにかあってからじゃ遅いんよ? 頼ってよ。
年下やから??……俺ってそんなに頼りないん???」
どんどん語気が荒くなる舜太。
こんなに怒ってる舜太、 初めて見た。
💛「ちがう。そういうことじゃなくて、
M!LKのこと守りたくて」
❤️「俺は仁ちゃんのこと、守りたいって言うたやん! なんでそんな背負うんよ!」
💛「ごめん……っ、俺……ごめん……」
あー、だめだ。
涙腺が崩壊してる。
また涙が溢れてくる。
❤️「あっ……。ごめん。言いすぎた」
🤍「舜。ちょっと落ち着いて。
仁ちゃんが1番辛いんだから」
黙り込む舜太。
❤️「ほんまごめん。一回外出てくるわ」
楽屋から出ていく舜太に、
余計涙が止まらなくなる。
嫌われた……。呆れられた。
💛「舜太に嫌われた……」
💙「どんだけネガティブなんよ!
もう泣くなってーっ! 大丈夫やから。
俺らついてるし。もう吉田さんはー!
よしよし、おいでっ♡」
いつもはからかってくるのに、
こういう時の太智は本当に優しい。
ずっと頭を撫でてくれる。
🤍「はい、仁ちゃん。コーヒーでも飲んで落ち着きなよ」
さりげなく気遣ってくれる柔太郎。
🩷「舜太、どこまでいった??
俺、あっちにいくわ。
太智、柔太郎、頼んだ」
💙🤍「了解です」
舜太を追いかけて出ていく勇人。
💛「はやとっ!!」
🩷「ん?」
💛「舜太にごめんねって言って」
🩷「自分で言え」
笑いながら勇人は楽屋を後にした。
——————
少し落ち着いてきた。
三人で雑談してると、
スタッフ「吉田さーん。少し打ち合わせしたいことがありまして、確認くらいなのですがお願いできますか??」
💛「はーい、すぐ行きます」
💙「一緒行こか?」
💛「大袈裟すぎるって、すぐ済むから待ってて」
スタッフについて部屋を出ていく。
💛「あのー、どこの部屋ですか?」
スタッフ「第5会議室です。あんまり使われないんですけど、部屋なかったのかな?」
はじめて入る部屋だな。
—————
部屋はソファと机だけくらいの
簡素なものだった。
……ここでなんの確認するんだ?
スタッフ「じゃあ、そろそろ来ると思うんで待っててくださいね」
💛「え?? 誰を???」
スタッフが出ていく。
漠然と不安が押し寄せてくる。
まさか……でもありうるっ!
恐怖心にかられる。
逃げなきゃっ!!
駆け出そうとした瞬間、
ゆっくりドアが開く。
今、1番会いたくない相手が
そこに立ってる。
P「やぁ、仁人。きてくれて嬉しいよ。
たぶん警戒されるだろうと思ってね。佐野くんと塩崎くんに気が付かれたのが痛かったなぁ。
このままだと仁人くんに逃げられそうだから、先に手を打っておいたんだ」
冷や汗が出る。
こいつ……やばい。
💛「やめましょ? こんなの。
今なら引き返せますって」
冷静を装ってるけど、
震えが止まらない。
P「今までどうにかなってるし、大丈夫じゃない? とりあえず……楽しもう?」
俺は咄嗟にドアを見る。
……開いてる。
まだ逃げられる。
そう思ったのも束の間。
Pが振り返り、ドアに手を伸ばす。
カチャッ。
「……え」
鍵が閉まった。
Pがゆっくり振り返る。
その顔を見た瞬間、血の気が引いた。
震える唇を噛みしめる。
💛「……やだ……」
————
M!LKの楽屋 🤍視点
💙「……なぁ。柔太郎。仁人、遅ない?」
🤍「だよね。ちょっと探しに行こうよ」
楽屋から出て、
仁人を探す二人。
🤍「あっ! そこのスタッフさん!
さっき仁ちゃんを呼びにきてくれた方ですよね? 仁ちゃん、みてません?」
スタッフ「吉田さんなら第5会議室だと思いますよ? Pに吉田さんだけ呼んでくるように言われたんで、案内しました。
あっ! やべ! 吉田さんだけってのは言っちゃだめなんだった
番組のサプライズがぁ。
聞かなかったことにしてくれません?」
💙「……今、誰って?」
スタッフ「Pですよ。◯◯Pです」
その言葉を聞いた瞬間、
血の気が引いていくのを感じた。
🤍「くそっ……」
咄嗟に駆け出す。
💙「先に行って! 勇人たちに知らせる」
仁人が、あの人と二人きり。
その事実だけが、
頭の中をぐるぐる回っていた。
コメント
1件
読んでて胸がぎゅっとなりました……。仁人くん、一人で抱え込んでたんだね。プロデューサーの粘着質な感じが描写からひしひし伝わってきて、同じアイドル現場を見てきた身としては本当にもどかしい気持ちに。メンバーみんなが駆けつけてくれたシーンは温かかったけど、最後の会議室で鍵がかかるラストは震えた。続きが気になりすぎます……!