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朝鮮戦争・改

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朝鮮戦争・改

第18話 - 第18話

131

2024年09月12日

#歴史

#ゆうﾀﾞﾖｫ

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伊琉夏

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伊琉夏

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明の崩壊により、倭――すなわち日本の名は、アジア全土だけでなく、世界中に轟くこととなった。かつての小さな島国が、強大な明を打ち破り、広大な領土を手に入れたその姿は、列強諸国にとって驚異であり、同時に恐れであった。

欧州の目

ヨーロッパの大国たちは、遠く離れた東洋のこの出来事に対し、驚きを隠せなかった。特にスペイン、ポルトガル、そしてオランダといった交易大国たちは、倭の急成長に注目していた。

「東方の新興勢力、倭がこんなに早く明を打ち負かすとは…」

スペイン宮廷の外交官たちは、最新の報告書を手にしながら話し合った。彼らの頭には、東方貿易の将来が脅かされるという危機感が広がっていた。彼らが築き上げた交易のルートは、今や倭の手によって制圧されようとしていたのだ。

「もし倭が東アジア全域を手中に収めるならば、我々の商売はどうなる？」

オランダ商船の船長たちも、アジアでの活動が今後どう影響されるか、神経を尖らせた。彼らの繁栄は、アジアでの貿易に大きく依存しており、倭の新たな覇権がそれを脅かす可能性が高かった。

ローマの暗躍

一方で、ローマ帝国の残党やその影響を引き継いだ者たちは、倭の拡大を冷静に観察していた。彼らは長らく東方に目を向けていたが、今や倭こそが彼らの計画にとって重要な存在となりつつあった。

「倭は次なる帝国の礎かもしれない…」

ローマのスパイ、三輪はそう呟いた。彼の任務は、倭の動向を監視し、情報を本国へ送り続けることだった。倭が西方へ向けてその勢力を拡大し始めれば、ローマの影響力もまた復活する機会が生まれるだろう。彼らにとって、倭は利用すべき相手であり、同時に警戒すべき存在でもあった。

アメリカ大陸の反応

大西洋の向こう側、アメリカ大陸では、東方のニュースが届くまでに時間がかかったものの、その内容は瞬く間に伝わった。まだ若い国家であるアメリカは、東アジアの政治的な動きに大きな関心を寄せてはいなかったが、倭の成長は無視できない事態となった。

「東洋の国が世界を変える日が来るのか？」

新興のアメリカのリーダーたちは、倭の台頭を冷静に見守っていた。彼らは自らの国の拡大に夢中だったが、やがて太平洋を越えての影響力の拡大が必要になる日が来ると予見していた。倭は彼らにとって、将来の競争相手となるかもしれない存在だった。

アジアの混乱

アジア諸国にとって、倭の拡大は脅威であると同時に、避けられない現実でもあった。朝鮮はすでに屈服し、倭の統治下に置かれていた。次に狙われるのは、東南アジア諸国であろうという予測が立てられていた。

「我が国も、倭に飲み込まれる日が来るのか…」

東南アジアの王たちは、倭に対してどう対処すべきか、激しい議論を交わしていた。一方で、東アジア全域で、倭の軍事的・経済的支配がますます強まっていく中で、独立を保つことは至難の業であった。

倭の野望

倭にとって、これまでの勝利は始まりに過ぎなかった。朝鮮を制圧し、明を倒した彼らは、さらなる野望を抱いていた。次はインド、そしてロシア…世界は広大であり、彼らの進撃を止めるものはもはや存在しなかった。

「我らがこの地に留まることはない。海を越え、世界を手に入れるのだ！」

指揮官たちはその眼に強い決意を宿し、さらなる領土拡大を計画していた。彼らの勢いは止まることを知らず、世界は倭の名を恐れ、同時にその行く末を見守り続けることとなった。

朝鮮出兵編終了

第二シーズンもお楽しみに！ここでやるよ！