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3 - 第3話 阿部が恋を知るまで… ?

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2024年02月02日

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阿部season


なんで。…?舘様…、どうして…、、、?


宮舘「阿部…っっ!!」


阿部「…、だて、…さっ、…?」

宮舘「よかったぁ、…、見つかった…、」


阿部「…なん、…で、」

宮舘「ん、…?そりゃあ、阿部のことが心配だったし、それに、…」

阿部「それに、…?」

宮舘「…、夜、1人で歩かせるのは危ないでしょ。だから送ってく。(手繋ぎ)」

阿部「…え、ぁ、ちょ、…!」


どうして?どうして…、俺のことなんか気にかけてくれるの、?どうして…


阿部「……(顔が暑いのだろうか、、)」


ーーーー

阿部「あ、こ、ここまで送って貰っちゃってごめんねっ…!」

宮舘「んーん。やることをしたまでだよ。」

阿部「…ぁりがとう、…」

宮舘「ふふ。どういたしまして。笑」

阿部「ッ…//…」

宮舘「じゃあ、俺は帰るね、」

阿部「あ、まっ…!!」

ここで…舘さんを帰らせたら….なにか嫌な予感がして。


阿部「…えと、っ…ぁ、、」


でも、なにも出なくて。苦しくて。


宮舘「…?阿部、、?」


阿部「…なんでもない!!またね、!」

と嘘をついてしまった。

、、本当は泊まって欲しくて。自分以外の物になって欲しくなくて。

お願いだから、ここにいて欲しくて。

でも、それを言ったら迷惑だから

このまま目を閉じる。


宮舘「ねぇ。阿部、俺明日仕事で泊まれないんだけど、もし今度よかったら泊まってたりしていいかな?」

阿部「…へ、?」

なん、で…?

宮舘「…俺が泊まりたいから、、じゃだめ?」

阿部「…だ、っ、めじゃないっ…!」

宮舘「ふふ、それじゃあ決まり。じゃあまたLINEでね、」

阿部「う、うんっ…!!」

、それから舘さんが帰っていったときでも

阿部「(あれはずるいって…//)」

俺は顔の熱が引かないままでいた。

ーーーーー

次の日、俺はoffだったがめめと佐久間との約束があったため、外に出たがまだ時間に余裕はあるのでその前にカフェに寄った。


?「…もうそれ恋じゃん!!」

と見覚えのある声がして振り向くとそこには顔を赤くし、佐久間を落ち着かせようとする めめとなぜか焦ってるような喜んでいるような佐久間の姿が。

だが、それよりも気になるのは、

阿部「…恋、、?」

、、恋というものだった。なんだそれ、よく分からない。

目黒「ちょっ、…//佐久間くんシーッ!!」

佐久間「でもでも!’舘様”が気になって目で追っちゃって、気付けば舘様のこと考えちゃってるんでしょ?しかも、幸せに感じたり、胸が苦しくなったりとか…」

目黒「もーっ…//言わないでください!!」

…だて、、さま?

めめは舘さんに恋っていうの、、してるんだ。

、あれ、なんで涙が出そうなんだろう。俺じゃない。俺じゃないよ、大丈夫、大丈夫だから。

宮舘『…阿部。』

、気づいたら俺も目で追っちゃったりとか

宮舘『…大丈夫?』

いつの間にか’宮舘涼太”という存在をかんがえていたり、

こんな感じに胸が苦しくて切なくて、時には胸がきゅんっと高鳴ったりするなんて…

阿部「有り得ない、…から、っ…」

そうこれは…俺は恋なんてしてないんだ。

舘さんなんかに、、

? 「…あれ、阿部…?」

あぁ、なんで来ちゃうの?

もうこれ以上、’好き”にさせないでよ

阿部「…だて、さ、…」

俺が恋を知るまであと数分。

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