テラーノベル
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「俺、お前のことが好きだ。……幼馴染としてじゃなくて、一人の男として」
空気が凍りついた。 街の喧騒が遠くへ消え、二人の間の沈黙だけが重く横たわる。
「ッ……!?!?」
涼太は少しだけ目を見開いたあと、ゆっくりと視線を落とした。その表情は、驚きよりも、何か重いものを背負ったような、悲しげなものに見えた。
「……翔太。伝えてくれて、ありがとう」
涼太は再び顔を上げ、震える声で、でも翔太を傷つけないように、絞り出すように言葉を繋いだ。
「ごめん。……今の俺、自分の翔太に対する気持ちが、わからなくて……」
「……え?」
「ずっと一緒にいすぎて、家族みたいで……。それが『恋』なのか、それとも違うのか、今の俺には区別がつかない…」
涼太は寂しそうに微笑み、翔太の目を見つめた。
「中途半端な気持ちで、翔太と付き合いたくない。……翔太のことは、誰よりも大切だから。……だから、ごめん」
「……」
何も言えなかった。 これが涼太の断り方なんだ、って。俺が傷つかないようにしてくれんだって。
「ありがとう」と言ってくれた涼太の笑顔は、いつも通り優しくて、でも、これまでで一番遠く感じられた。
夜景が、
滲んでみえた。
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明日から学校だ…😭
休日って終わるの早くない…??