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モブ美
おはよーございま…って私一番かよ。つまんな。
まあ、誰もいないならアレの計画立てるか…あいつさえいなくなれば私がみんなに注目されるのに…
ん?待てよ?あいつがみんなから嫌われれば、相対的に私が目立つんじゃ…? そうとなれば、まずは周りを固めて、あの太陽みたいなバカを孤立させる。ニヤッ
〜みんながぞろぞろと教室に入ってくる〜
まずは媚を売って信用を得ること。あの『アメリカ』と仲が良い私、ってポジションも悪くないけど、最終的には私が中心にならなきゃね。
モブ
モブ美ちゃんおはよー 早いねー
モブ美
そーなのぉ♡前の学校が遠かったからつい癖で早く来ちゃってぇ♡
周り
うぐぅっ(?
〜信頼構築〜
中国は単純だから、計算高くない『無邪気な女の子』に弱いのよね。
モブ美
中国さぁん♡
中国
何アル?
モブ美
この問題がぁ♡わからなくてぇ♡…あ、アメリカさん、ごめんなさい!うるさかったですよね?でも、私、アメリカさんの邪魔しちゃいそうで…
中国
何言ってるアルか!勉強熱心なのは良いことアル!嗚呼この問題は~~アル
モブ美
ありがとぉございますぅ♡
私はこのやり取りを、モブ美はナチス、フランス、ロシアなど、影響力の強い生徒に対して一週間かけて何度も繰り返した。
私は休み時間になるたびに、彼らに近づき、無邪気な笑顔と謙遜の言葉で信用を築いていった。
〜一週間後の放課後〜
モブ美
(よし、準備は完了。
その日の放課後、教室から出ようとするアメリカに声をかけた
モブ美
アメリカさん、ねぇ、ちょっと二人で話しませんかぁ?
モブ美
(私の言葉を聞くのが怖がってるようねw子猫ちゃんw
アメリカ
…なんだ?
モブ美
あのね、私、転校してきたばかりで不安なんです。アメリカさんと仲良くなりたいなって思って…
周りの生徒たちが、私たちの方を見て楽しそうに笑っている。「いいじゃん!」「モテるね!」…みんな、私が純粋で優しい転校生だと思ってる。すべて完璧。
モブ美
よかったら、今度一緒に帰りませんか?
あいつは、みんなの前で私を拒否できない。その『完璧さ』が、あいつの最大の弱点だ。
アメリカ
…わかった。いいぜ。
モブ美
やったぁ!嬉しいなぁ♡
私は勝利を確信したような笑顔で、自分の席に戻った。あいつは何も言わずに教室を出て行った。
〜誰もいない教室で〜
モブ美
あは…あははははは!!!!!!!!!みんな、私が『弱くて純粋な転校生』だって信じ込んでいるわ。特にあの日帝やイタリア王国たちまでもがね。計算通り動いてくれて助かったわw
ここまですべて完璧。誰も私を疑っていない。これで準備は整った。
モブ美
明日の昼休み、『偶然』を装って、あの「完璧なアメリカ」の仮面を剥がしてあげる。どうなるか、楽しみだわ…
モブ美
そういうことで明日の昼休み、早速うごこーっと。
コメント
7件
ちょっと、モブ美を殴りたi(( 勝敗が上がるのは……モブ美か…っ? アメリカちゃん……頑張れっっ!!
あとがき この度は、第四話をお読みいただき、誠にありがとうございます。 今回は、モブ美の視点から物語を進めてみました。読者の皆様には、みんなの前で見せる「優しい転校生」の顔と、心の中でニヤリと笑う「腹黒いモブ美」のギャップを楽しんでいただけたら幸いです。 アメリカが、周囲から慕われている「完璧なアメリカ」という仮面をどのように守っていくのか。そして、モブ美の周到な計画が今後どのように進行していくのか。 次回、いよいよモブ美の計画が本格的に動き出します。アメリカの日常が、少しずつ崩壊していく様を、どうぞ楽しみにお待ちください。 そしてこれから、この物語の「あとがき」を書いていきたいと思います。 このあとがきは、第四話で描きたかったことや、キャラクターたちの心情について、もう少し詳しくお話しする場にしたいと考えております。 皆様からのご意見やご感想も、ぜひお聞かせいただければ幸いです。 これからも、この物語を応援していただけましたら、何よりの励みとなります。
めっちゃ楽しみなんだが。 天罰が下るのか、 勝つのか。わからん。