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「…は? んだよこれっ?!!!!」
珍しく 、皇后崎が起きる前に目覚めたと気分よく るんるんで歯を磨くために洗面所の鏡の前に写り立った瞬間 、今の俺は頭から俺の髪の色に近い 、猫の耳が生えており 、お尻らへんの所には猫のしっぽが生えてあった
「こんな変なのいつから生えてたんだよ、!」
「おい 。バカ四季先に起きたなら静かにしろよ」
俺があたふたしていると 、洗面所の扉が開き普段なら俺よりも先に起きていたであろう皇后崎が立ってた 。 俺の姿を見られたら確実に馬鹿にされそう
「……み 、見るなー!!!!! //」
「朝早くからコスプレか?残念だな今日は休みの日じゃないぞ」
思ってた反応と違ったけど 、やっぱり信じられないのか俺の姿を見て “ コスプレ ” と一言で表してきやがった!!
「コスプレなんかじゃねー! ///」
「そういうのを照れながら言うな 。」
「お? 、なんだよ 笑 唆んのか?」
「………………」
照れながら言うな なんて今の俺に言われてもただいつもと違う皇后崎を眺めているだけだから面白くて 「唆んのか?」 と冗談で言ったつもりがマジの顔されて気まずくなりそう
「ま 、まぁこれはコスプレなんかじゃねーぞ!」
「そうだろうな 。お前の尻尾も耳も感情に合わせて揺れてるのを見たら本物に見える」
なんとかこの気まずさを回避し 、無事何もされずに皇后崎が本物の耳と尻尾だと信じてくれてよかった
「ふっ 、お前がねこの姿なんて笑えるな」
「笑えねーよ!馬鹿!!」
とりあえずこの頭上にあるものとお尻らへんに生えてるしっぽをどう隠そうか悩んでいた時後ろに皇后崎が周りこんだ
「…おい?皇后崎なにしてんだよ」
「頭上にある耳はフードでも被って隠しとけ」
「フード被んのかよ〜 、」
「尻のは俺が守ってやるよ」
「守るってなんだよ!」
そうやって俺の尻尾の真ん中らへんを撫でてくる手に少し心地よく感じてしまっててその手はまだ撫でて欲しいと思ってる自分もいる
「なんだよ 、気持ちいのか?」
「な 、!そんなわけないだろ!!」
「じゃあなんで耳がぴくぴく揺れてんだよ」
「……厄介な耳め!!」
そうだ 、猫の耳と尻尾って自分の機嫌と感情に合わせて揺れたり震えたりするんだよな … 忘れてて呑気な感情を露わにしてしまった …… ///
「無陀野に言いに行くか 。」
「ムダ先にはバレたくねぇ、!せめてチャラ先 …」
ムダ先にバレたらきっと変な 、いや確実にやばめの事をされそうな雰囲気がするから言ってマシなのはチャラ先がいい と 皇后崎に話した
のがさっきまでの話 。
「うわぁ!!四季くん猫になったの?? 可愛い」
と必死に 可愛い! にゃんって鳴いてよ! とか変な要望をめっちゃされてるのが今現在のお話 。
「あんまり頭とか撫でんなよ … !!」
「なんで?こんなにしっぽ揺らしてくせに」
一言言えばしっぽが とか 耳が! とか 、確かに嬉しいし気持ちいけど … そういうこと言われるの恥ずかしいからやめて欲しい …
「皇后崎も見てないで助けろよ!」
「助けた所でどうせまた捕まるだろ」
と 、呆れたようにそっぽ向かれてしまった 。さっきまで俺のしっぽ撫でてた奴がよく言うわー 、
「四季くんのために猫の専門家 猫咲波久礼 を連れてきてあげたんだからね?」
「やっほー 、猫になった四季ちゃん」
「頼んでねー!!大体 、なんで前髪パイセンが猫になんなくて俺が猫になんだよ!」
どうやら猫になった俺は外見が女みたいに見えるらしく前髪パイセンには気持ち悪いちゃん付けをされてる 。
そもそも 、名前も性格も猫見たいな人が猫にならなくてなんで性格も名前も猫じゃない俺が猫になんなきゃ行けないんだよ ……
「そういえば 、試したいことがあるんだよねー」
といいふわふわついた口調とにこにこと笑った顔でそっと俺のしっぽに触れ始めた
「おい 、なにすんだよ!勝手に触るな… !」
だんだん付け根付近に近ずいてきた時 、ぞわぞわと近づくにつれて変な感じになっちゃうような感覚になってきた頃に 、突然触る速度を早めて付け根をぐっ と軽く引っ張ってきた
「うぁっんっ、♡! ……/」
え 、俺今 、やばい声出したよな?!
「おい 猫咲! 、今四季に何をした」
「え!四季くん!今の声はわざと?!」
「四季 。何かと思ったらそこに居たのか」
うぅ 、皆の目線と声が俺の羞恥心を煽ってくる …しっぽを触りながら「本当になるんだ」と笑っている前髪パイセンはほっといて 、皇后崎とチャラ先が驚きの顔を表してる …それにムダ先も 、って、は?!
「ムダ先?!!」
「あー!ダノッチ 〜 いつからいたの?」
「…… 。」
「四季が変な声を出す前から居た」
「あらら〜 、四季ちゃん 甘い声がバレちゃったね」
「だ 、誰のせいだよ!!それにさっきの感覚なんだよ!」
絶対に前髪パイセンはムダ先がずっと前から居ることを知ってたよと言わんばかりにわざとらしい演技を俺の前で見せられても 、
「猫の付け根って 、性感帯なんだって ♡」
「…… せ 、性感帯 …… ? ////」
「…猫の付け根って性感帯なんだな …」
「まぁ!保険医の僕なら知っては居たけどね 〜」
「そうか 。今のは無駄な話ではないと認める」
いや 、認めるなよ …… こんなのいつどこで使う情報なんだよ!それに勝手に人の 性感帯なんかいきなり触ってきやがって! ///
「な 、なんなんだよお前ら〜、!!俺を馬鹿にして楽しいかよ 、」
もうこんな地獄みたいな空気になんて入っていられなくて 、 自分から切ろうと思い保健室の外を出ようとしたら
「ケッ … バカみてぇな姿だな」
「ま 、真澄たいちょっ 、何でいるんだよ」
普段羅刹に来るはずのない人物とばったり遭遇してしまった
「別になんの理由でもいいだろーが」
「それにしても可愛くねぇ姿だな」
とか言ってるくせに 、なんで俺の頭を無言で撫で回してくんだよ、!真澄隊長に撫でられる事が滅多にないから嬉しいけど …
「それより 、四季ちゃん猫ならちゃんとにゃあって鳴かないと猫の意味が無いでしょ?」
「猫の意味ってなんだよ!なりたくてなってんじゃねー!」
なんで前髪パイセンもチャラ先も俺に にゃあ って泣いて欲しいんだよ!!俺なにがなんでも絶対そんな事したくねー!!
「俺も四季くんの鳴き声聞きたいなぁ」
「バカ四季 。俺にも聞かせろ」
「… 四季がやるなら聞いてもいい 。」
「ケッ 、なにが鳴き声だ 、鳴くなら早く鳴け」
「はっ 、やーだね!」
「なーんだ 。四季ちゃんやらないのか」
「……えー!」
「…… 。」
「そうか 。」
「度胸なしが 。」
ど 、度胸なしって!!酷すぎんだろ!でもこんなに期待の目から危うい目線に変えられても俺には必殺技技があるんだからな!
「…… にゃん …! ♡ //」
必殺! ハート混じりの にゃん こうすればきっと許してくれるよな …? でもいざ猫姿で にゃん なんて言ったら恥ずいな ……
「こ 、これでいいだろ!! ///」
「四季ちゃんとヤりたいなー 、」
「四季くん 、やれとは言ったけど …」
「バカ四季が 、上目遣い使うのやめろ 。」
「四季 。先に俺としよう。」
「ダメに決まってんだろ ? 一ノ瀬は俺が先に使わせてもらう」
「ちょっ 、やめっ、!!勝手に付け根触ってくんなぁ!!」
“ 可愛い猫ちゃんは にゃん しか言わないよ ♡ “
「やめろってぇ 、!! ///」