初めまして主です!
なんかアカウントがすぐ消えちゃうかもなので連載はしません
後いろんなのに手を出します
今回はマッシュルでオタレイなはずです!
口調迷子注意 トラウマ表現あり 捏造くそ親戚出てきます
それではどうぞ!
「今日も疲れたな」
いつもと変わらない1日。いつも通り忙しい魔法局。目が回るような忙しさから一旦抜け出したレインはふぅと一息つく。
自身が目指している皆平等な世界ーーー
それを実現するにはかなりの時間と労力がかかる。それこそ想い人も作れないくらいには。
とりあえず今日のところはこれでいいだろう。
さっさと帰って兎と戯れて眠りたい
いくら兎の世話をマックスにまかせているとはいえ流石に迷惑になるだろう
もうすっかり闇に染まった空の中箒で飛んでいく。
???「見つけた」
「おはようございます」
「おはようレイン!今日も男前だな!!」
「はぁ…ありがとうございます」
「早速だが今から魔道具の回収に行ってくれ!」
「は?」
「まぁそんなに怒るなって今回はオーターも一緒だからな!」
「だからなんですか…」
まぁ良くあることだ。朝一番に回収に行かされることくらい
でもオーターさんも一緒なのは想定外
とにかく早く行こう。あの人はそう言うところにうるさいからな
「お待たせしました」
「私も今来たところだ」
….
お互いに口数が多いわけじゃないからすぐに会話が止まる
「いきましょうか」
「あぁ」
「詳細は歩きながらでいいな?」
「はい、大丈夫です」
そういい少し歩き出した頃。まだまだ魔法局の敷地から出てすぐのところ。
忌々しいものが見えた気がする
ちらりと振り返るが特に何もない
気のせいか
ふっと前を見る
また歩き出すと
「久しぶりじゃないか」
「….は?」
「もう忘れたか?」
思い出したくもない
全身から嫌な汗が流れ出る。前が見えない息がしづらい頭が真っ白になる
「神覚者になったらしいじゃないか」
喋るな
また蘇るあの頃の記憶
「レイン、知り合いか?」
そう言うオーターの声も聞こえない
「はっ…はっ…」
息が上がる
「レイン!」
そう呼ばれて意識が現実に戻される
肩を掴んでこちらを覗き込む
「ごめ….なさ…もっとちゃんと…」
自分でも何を言ってるのかわからない
いい慣れた謝罪文句をつらつらと並べる
「おい!」
オーターがそう呼びかける
それすらもあの時と重なる
「ひっ…」
無意識に手で頭を守る
「ごめんなさいごめんなさい次はもっとちゃんとしますからだから」
弟だけは…
その声が掠れる
ふわっ
「?!」
「大丈夫だ。レイン、あいつはもういない」
どうやらこの一瞬であいつを追い返したらしい
安心できる匂いに包まれ瞼が閉じそうになる
「大丈夫だ。ゆっくり寝ろ」
そう言われゆっくり視界が暗転する
見慣れない白い天井
あぁ医務室か
ゆっくり体を起こす
「起きたか」
「…いたんですか」
「あぁ」
「お前が掴んで離さないからな」
「え?」
手を見るとオーターさんのローブをしっかり掴んでいる
全身の熱が顔に集まる
「…ごめんなさい」
「謝るな。どうせ私も暇だ」
「でも」
「いい。気にするな」
彼の目がこちらを射抜く
「お前はよく頑張っている」
「何かあったら」
相談するといい
そう言われ今度は目から水が出る
「ごめんなs.」
「大丈夫だ。全部吐き出してしまえ」
そう言われると涙が溢れて止まらない
自分でも何を言ってるのかわからないくらい色々なことを言った
ただがむしゃらに。
それを彼は静かに聞いていた
落ち着いてきたところで
「お前の周りには、どれだけ頼りなくともお前を心配する大人がたくさんいる」
「たまには吐き出すのもひとつの手だ」
「そうですね」
「泣いて疲れただろう」
「ゆっくり休め」
そう言われまた視界が暗転した
どうでしたでしょうか?
ごみみたいですが読んでいただけて嬉しいです!
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