TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

第2話:焔理、動く



星刻印――

空から降るように現れ、人々に“天の理”を刻み込む謎の印。


それが再び現れたのは、北辺の地。

命を拒む氷原にて、異常な熱と光が発生したという。



【宙誓】

「……次は“火”だ。恐らく、焔理の星刻印が共鳴してる」


【霄鈴】

「お姉ちゃん、またやったの? ねぇ、今回も街1つ吹っ飛ぶとかじゃないよね」


【宙誓】

「……彼女にとっては、“ちょっと感情が高ぶった”程度だろう」


【霄鈴】

「それ、もはや災害」



――氷原・第七領「トルフィニア」付近


【焔理】

「ふぅ~~~っ、気持ちいぃーーー!!!」


【民間人】

「やばい、また溶けてる!!あいつ、炎の精霊じゃねぇぞ!?!?」


【焔理】

「いやぁ〜怒ってたわけじゃないんだけどさ。ちょっと暑苦しいヤツがいてさ。

つい、ドカンとね?」


【???】

「天篝 焔理。――君に、再召集命令が出ている。“十環”の座へ、戻れ」


【焔理】

「はぁ?いまさら?もう勝手に解任されたもんだと思ってたけど?」


【???】

「新たな“環”が目覚めた。

――お前の火が、次の理を焼き破る力になる」



火の娘が動き出した時、

眠っていた理(ことわり)たちもまた、静かに目を覚ます。


十の環が揃ったとき、世界は、再び試される。

天篝三兄妹と十環の理

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

3

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚