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「おぃ武田お前大丈夫か?」
「何か変?」
「全然しゃべらねぇしよ、調子でも悪いのか?」
まずい、これは極道になりきるしかない。そうだ、相原ショウ、極道といえばあのVシネ俳優を降臨させるしかない。
「おぃ新井タバコあるか?」
「ほらマルボロでいいか?」
「かまわねぇ」
カチャ、シュポ ジィー
「フゥー、ゴホゴホっ」
「初めてすったような、むせかたしてんな」新井
「んなぁわけねーだろ、新井言葉には気をつけろょ、誰に向かって言ってるかわかってんのか?あぁっ?」僕
2人の上下関係がわからないが取り敢えず、威張ってみた。
「こんぐれーで熱くなるなよ、もうすぐシゲがくるから、シゲと咲の店にいってくれ、俺は港の方探す」新井
シゲって誰だょこんがらがるなぁ。
しばらくすると、軽いステップで金髪野郎がこっちに向かってくる。
「シゲ!こっちだ」新井
「新井さん、武田さん、こんちわっす!」
随分な、若造だな。半グレか?
「武田、シゲと咲の店いってくれ、加藤がいたら何も言わず泳がせて、合流して兄貴に差し出すぞ」新井
まず、問題なのは、加藤の顔がわからねぇこのシゲをうまく使うしかない。
あとこの武田のヘルプが今のところ全くわからない。
なんとかサヨさんのアパートに行きたいが、この風貌じゃすんなりとはいかない。
今回は命の危険があるから、慎重にいかないと大変なことになる。