テラーノベル
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「2人で、何してるんや?」
渡辺は、向井に腕を引かれ…ソッと背後に隠された
「何って、ただ話してただけだけど?」
「めめは、ただ話してる時も…相手の顔に触るんやな…」
「別に。康二には関係ないと思うけど…」
何故か、睨み合う2人…
一方、渡辺はというと
「うわぁぁ!」
コーヒーを持っていた所を向井に引っ張られて、衣装にコーヒーが掛かってしまった
「うわぁ!しょっぴー、ごめん!」
声に驚いて慌てて見ると、腹の辺りがコーヒーで黒く染まっている
「あぁ…これ、落ちるのか?」
心配そうな渡辺が…側にあったティッシュで、それを拭いてみるが
「駄目だ…取れない…」
3人は、急遽話を中断して…
向井と2人で衣装さんの元へ
「本当にすいません。俺の不注意で…」
「しょっぴーのせいやない…俺が急に引っ張ったのが悪いんや…」
2人で平謝りして、新しい衣装を貸してもらう
「ごめんな…しょっぴー…」
「何で、いきなり引っ張ったんだよ…」
「だって、それは…めめが…」
「目黒に用事なら、口で言えって…」
呆れた様にそう言った渡辺に、向井が不服そうな顔をして視線を逸らす
「確か目黒なら、まだ楽屋に居ると思うから…。さっきの続き、話して来いよ」
そう言った渡辺は、向井を置いて歩いて行ってしまう
『しょっぴーの鈍感…』
向井は渡辺の背中を見つめながら、心の中で…そう呟いた
コメント
5件
あぁん、これ、めめなべじゃないんすよね。2連続振られちゃう🖤🤣🤣🤣