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気まずい空気で、無言のまま、目的地に到着したみたい。
深澤「いいね、ここ!」
照「でしょ?笑」
あれ、照、笑ってる。てか、ここどこ?
降りて、店内へ。
そこには、 美味しそうなパスタや、ピザ、そして、デザートも豊富。
深澤「俺。これにしよっ」
○○「………」
照「俺はとりあえずこれかなー。」
深澤「いや、飯くえよ!わら。それはデザートだろ!」
○○「……」
ん、パスタ……これもいいけど、これも……
ってか、もう二人共決まったのか、早くしなきゃ、早く………
照「……○○決めた?」
○○「…え?…あ、……ごめん、まだ…」
どうしよう……
早く……早くしなきゃ……
深澤「○○、悩んでんの?」
照「……はぁー。」
○○「∑(O_O;)……」
深澤「え?」
照「これか、これで悩んでるんでしょ?どっちも頼めばいいじゃん。」
○○「………は、はい。じゃ、それで」
どうしよう。もう限界だ……
深澤くんとの会話からしたら、たぶん、怒ってはいないと思う。けど……どうしよう。
○○「ご、ごめん。御手洗行ってくる」
深澤「じゃ、注文しとくね?」
とりあえず
トイレに逃げてきたけど。
怖い…
あ、でも、早く戻らないとまた……っ!
だ、大丈夫……大丈夫。大丈夫……だいじょ……ぶ…
○○「……ッ……う……っ、ハァ…ハァ」
泣きたいわけじゃないのに、涙はでるし。
息も苦しい……
女の人「大丈夫ですか!?」
○○「……だ、だ…っ、はぁはぁ……大丈夫……っ!」
女の人「しっかりして!!だれかー!だれかー!」
○○「……ッハ、ハァ……ハァ……っ、ハァー、ハァー、っ、大丈夫、大丈夫です。」
女の人「大丈夫じゃないでしょ!!」
店員「どうされました?だ、大丈夫ですか!?」
女の人「綺麗なビニール袋持って来てください! 」
お店の人がビニール袋を持ってきてくれて、それを、口に当て息をするようにと、女の人に言われ、言われた通りにやると、しばらくして、落ち着いてきた。
女の人「落ちついた?」
○○「……はい。すみません……ご迷惑…掛けました……」
女の人「歩けそう?」
○○「……はい」
私は女の人に支えられ、トイレからでて、近くの椅子に座らされた。
女の人「過呼吸はじめて?」
○○「……いえ。」
深澤「○○!?」
○○「え?あ……深澤くん…」
女の人「知り合い?」
深澤「あ、連れです。大丈夫??」
○○「…ん。ちょっとね、」
女の人「過呼吸起こされたみたいで」
深澤「あー、すみません、ありがとうございます。あとは大丈夫です。」
○○「ありがとうございました。」
深澤「大丈夫?」
○○「……。」
深澤「照。もう怒ってないよ?あれ、ちょっと拗ねてるけど」
○○「………そう…かもだけど」
深澤「……大丈夫。ほら、いこ?」
そう、言われて、立ち上がる