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翔太が送った一通のメッセージ。
《この前の返事、ちゃんとするから》
その言葉は。
宮舘の心を少しだけ軽くした。
でも。
二人には、まだ越えなければならない壁が残っていた。
Snow Manのみんなへ真実を話すこと。
それが最初の一歩だった。
────────
💙side
数日後。
仕事終わり。
全員で会議室に集まっていた。
「翔太から話があるって?」
深澤がペットボトルを机に置く。
💜「何?」
💚「そんな改まって」
🧡「ちょっと緊張するなぁ」
💛「……」
❤️「……」
翔太は立ったまま、何度も深呼吸を繰り返す。
手が震える。
すると。
隣からそっと手の甲に何かが触れた。
宮舘だった。
机の下で、軽く拳が触れる。
❤️「大丈夫」
小さな声。
翔太だけに聞こえるくらい。
その一言で、不思議と肩の力が抜けた。
💙「……うん」
翔太はゆっくり前を見る。
💙「みんな」
💙「聞いてほしいことがある」
部屋が静かになる。
💙「俺」
💙「Snow Man辞めようとしてた」
その一言で。
空気が止まった。
誰も何も言わない。
翔太は続ける。
実家の会社のこと。
母の病気。
一人で全部抱え込んでいたこと。
退所届を書こうとしていたこと。
社長に止められたこと。
全部。
一つも隠さず話した。
話し終わる頃には。
翔太の目には涙が浮かんでいた。
長い沈黙。
最初に立ち上がったのは。
💜「ばか」
深澤だった。
💙「……」
💜「なんで一人で抱えんの」
💙「……」
💜「俺ら何年一緒にいると思ってんだよ」
翔太の前まで歩いてくる。
そして。
頭を軽く叩いた。
💜「相談しろよ」
💙「ごめん……」
💚「ほんとだよ」
阿部も笑いながら立ち上がる。
💚「俺ら、そんな頼りない?」
💙「違う」
💚「じゃあ頼って」
🧡「会社のことは分からんけど」
🧡「話聞くくらいできるやん」
💛「一人で辞めるとか」
💛「許さない」
💗「みんなで考えればいいじゃん!」
🤍「翔太くんがいないSnow Manとか嫌だよ」
一人ずつ。
翔太へ言葉を掛ける。
気付けば。
翔太は泣いていた。
💙「ごめん……」
💙「ほんと、ごめん」
💜「謝るな」
💚「泣くな」
🧡「泣いてええけど謝んな」
その優しさが。
胸いっぱいに広がっていく。
────────
❤️side
よかった。
本当に。
話してくれた。
みんなも受け止めてくれた。
翔太の表情が、少しずつ軽くなっていく。
その姿を見るだけで十分だった。
────────
話し合いが終わり。
メンバーが帰っていく。
💜「じゃあまた明日な!」
🧡「翔太、ご飯食えよ!」
💚「ちゃんと寝るんだよ」
💙「うん」
みんなが笑って帰っていく。
最後に残ったのは。
宮舘だけだった。
❤️「帰ろうか」
💙「うん」
二人で夜道を歩く。
どちらからともなく笑う。
💙「なんか」
💙「肩軽い」
❤️「でしょ」
💙「もっと早く話せばよかった」
❤️「うん」
💙「でも」
💙「怖かった」
❤️「知ってる」
また少し沈黙が流れる。
翔太が立ち止まった。
💙「涼太」
❤️「ん?」
翔太はゆっくり宮舘の方を向く。
夜風が二人の間を通り抜ける。
💙「この前」
💙「返事待ってって言ったじゃん」
❤️「うん」
翔太は少し照れたように笑った。
💙「あれ」
💙「今日してもいい?」
宮舘の心臓が大きく鳴る。
❤️「……うん」
翔太は一度目を閉じる。
深呼吸をして。
ゆっくり開いた。
💙「最初は」
💙「幼なじみだから安心するんだと思ってた」
💙「でも」
💙「涼太に好きって言われてから」
💙「ずっと涼太のこと考えてた」
❤️「……」
💙「会えないと寂しかった」
💙「笑ってると安心した」
💙「隣にいるのが当たり前だと思ってた」
💙「でも」
💙「それって」
翔太は少し笑う。
照れくさそうに。
でも真っ直ぐに。
💙「俺も」
💙「涼太のこと好きだった」
宮舘は何も言えなかった。
ただ目を見開いて立ち尽くす。
翔太が少し困ったように笑う。
💙「返事」
💙「遅くなってごめん」
その瞬間。
宮舘は翔太の手をそっと握った。
指を絡めることはしない。
ただ。
包み込むように。
❤️「じゃあ」
❤️「今日から」
❤️「恋人になってくれる?」
翔太は少しだけ目を潤ませながら笑う。
💙「うん」
💙「よろしく」
握った手に。
少しだけ力がこもる。
幼なじみとして歩いてきた二十年以上。
その時間を越えて。
二人はようやく。
“恋人”として、同じ一歩を踏み出した。
コメント
2件
うおおおおおおお! つきあったああああ! そしてみんなに事情いったあああああ! そう言うとこがしょっぴーの素直でいいところだと思う!!!
ああー…読み終わったあと、しばらく動けなかったわ。第18話、泣いた。翔太がみんなの前で全部話せたのも、メンバーが「謝るな」「泣いてええけど謝んな」って受け止めたのも全部よかった。でも何より、翔太が宮舘に「俺も涼太のこと好きだった」って返事できたことが尊すぎる…!「よろしく」からの恋人スタート、この二十年越しの一歩に悶えた。更新ありがとうございます、待っててよかったです🔥
絶対辰哉
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