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絶対辰哉
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絶対辰哉
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絶対辰哉
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「今日から恋人になってくれる?」
「うん」
その返事から三日。
二人は付き合い始めた。
けれど。
何かが劇的に変わったわけではなかった。
────────
💙side
「おはよ」
💜「おはよー」
🧡「眠っ!」
💚「今日も朝早いね」
いつもの楽屋。
いつもの朝。
違うことがあるとすれば。
宮舘と目が合う回数が少し増えたことくらい。
❤️「おはよう」
💙「おはよ」
たったそれだけ。
でも。
お互い少しだけ照れてしまう。
(付き合って三日目ってこんな感じなのか……)
翔太は心の中で苦笑した。
────────
収録が始まる。
今日はバラエティ番組。
ゲーム企画で、メンバー同士ペアになって競う内容だった。
「最初のペアはこちら!」
「渡辺さん、宮舘さん!」
💜「またゆり組か」
🧡「強そうやなぁ」
二人は前へ出る。
ゲームは、息を合わせて積み木を積み上げるだけのシンプルなもの。
❤️「翔太」
💙「うん」
❤️「次左」
💙「分かった」
数分後。
「成功です!」
スタッフが拍手する。
💚「息ぴったりだね」
💗「さすが!」
翔太は思わず笑う。
💙「昔からだから」
❤️「うん」
自然すぎる会話。
誰も違和感を持たない。
付き合っているなんて、誰も知らない。
────────
❤️side
(隠すのって意外と難しい)
いつも通りでいよう。
そう決めた。
でも。
好きな人が隣にいる。
それだけで嬉しくなる。
翔太が笑えば嬉しい。
目が合えば嬉しい。
そんな自分が少し照れくさかった。
────────
昼休憩。
翔太が飲み物を買いに行く。
宮舘も少し遅れて廊下へ出た。
人気のない自販機の前。
💙「珍しいね」
❤️「翔太も」
二人だけ。
少しだけ沈黙が流れる。
翔太が小さく笑う。
💙「なんか変」
❤️「何が?」
💙「恋人って」
💙「何すればいいの」
宮舘も笑ってしまう。
❤️「俺も分からない」
💙「だよね」
❤️「でも」
❤️「今までとそんなに変えなくていいと思う」
💙「……うん」
❤️「無理して恋人らしくなる必要もないし」
❤️「翔太は翔太のままでいい」
その言葉に。
翔太は安心したように笑った。
💙「よかった」
💙「俺もそう思ってた」
その時だった。
「……え?」
二人とも振り返る。
少し離れた廊下に。
阿部が立っていた。
💚「……」
手には買ったばかりのペットボトル。
どうやら飲み物を買いに来たらしい。
翔太と宮舘は固まる。
💙「あ……」
❤️「……」
阿部は二人を見て。
数秒黙ったあと。
ゆっくり笑った。
💚「なるほどね」
💙「違っ……」
言いかけて止まる。
違わない。
もう恋人なんだから。
阿部は小さくため息をつく。
💚「いつから?」
翔太と宮舘は顔を見合わせる。
そして観念したように笑う。
💙「三日前」
💚「やっぱり」
❤️「気付いてた?」
💚「気付くよ」
💚「最近のお互いを見る目」
💚「幼なじみのそれじゃなかったもん」
翔太は耳まで赤くなる。
宮舘も珍しく照れて視線を逸らした。
阿部はそんな二人を見て優しく笑う。
💚「おめでとう」
💚「二人なら絶対大丈夫」
その一言だけ残して歩き出す。
数歩進んでから振り返り。
💚「安心して」
💚「みんなには俺から言わない」
💚「二人のタイミングで話しな」
そう言って笑いながら楽屋へ戻っていった。
阿部の背中を見送りながら。
翔太は小さく息を吐く。
💙「阿部って」
💙「やっぱ敵わないな」
❤️「うん」
❤️「優しいね」
翔太はそっと宮舘を見る。
そして誰もいないことを確認してから。
ほんの一瞬だけ。
宮舘の小指に、自分の小指を絡めた。
一秒にも満たない時間。
でも。
その短い触れ合いだけで、お互い自然と笑顔になっていた。
恋人になっても。
二人の歩幅は変わらない。
少しずつ。
ゆっくりと。
幼なじみだった時間を大切にしながら、新しい関係を育て始めていた。
コメント
2件
あべべいいやつすぎやろ😭 流石強火ゆり組担…!
うわ、やっと付き合えたし、しかも阿部さんに見つかっちゃった…!「おめでとう」「みんなには俺から言わない」って阿部さんの優しさに泣ける。小指絡めるシーン、短いのにめちゃくちゃ甘くて「あっ…」って声出た。幼なじみのまま恋人を育てていく感じ、すごく好きです🔥