テラーノベル
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🖤🧡 吸血鬼ネタ
設定:🖤吸血鬼です
🖤🧡カップルです
⚠流血表現あり⚠
毎日、こうじの血を吸いたい衝動に押し潰されそうになりながら、俺はただ耐えている。
本当の事を全て話したら、きっと“恋人”ではいられなくなる――それが、何より怖かった。
🧡『あ、めめー!おかえりー!撮影お疲れ様ー!』
🖤『ただいまーー』
こうじがご飯を作ってくれている。
大切に…大切にしなきゃ… でも…
🖤(あぁ…苦しいなぁ…)
定期的に血を摂取しないと、栄養不足でフラフラしてしまう。
たまに外に出ては、人の血を吸いに行く。
もちろん、こうじにバレないように…
だが、ここ最近仕事が忙しくて血を吸いに行く時間がない…このままだと身体がもたないかも。
🧡『めめー?、顔色悪いけど…大丈夫?』
🖤『え?そう…?大丈夫だよ?』
俺はこうじの頭を優しく撫でた
🧡『あれ?!めめ、服に血ついてる…!?』
🖤『わわわ、大丈夫大丈夫 引っ掻いたかなぁw』
🖤(まずい、少し前に吸った血、洗濯で落としきれてなかったか…)
🧡『もー!!心配がつきないなぁ!!』
🖤『ごめんごめんw あーお腹すいた』
🖤『早く食べたいなぁ』
🧡『もーすこしでできるからな!』
にこにこしながら、キッチンへ戻っていく。
思わず俺は、後ろからこうじを抱きしめた。
🧡『ちょっ…めめ?!///』
🖤(あ、だめだ…我慢できないかも…)
俺はこうじの首元に思いっきり噛み付いた。
🧡『えっ!?!い、痛いっ!!!』
こうじは、必死に抵抗するが目黒の体はびくともしない。
次第にこうじの抵抗する力が弱まっていくのが分かる。
俺は少し血を吸ったあと、その場に倒れこんでしまった。
🧡『めめ!?、めめ!?何が起きてるんや…』
こうじは、血を垂らしながらも俺の心配をしてくれている…
もうだめだ、もうこうじと一緒にいられない…
なんでこんな身体に生まれてきたんだ。
こうじは慌ててスマホを取り出し、救急車を呼ぼうとする。
俺はとっさにこうじの手首を掴んだ。
🖤『救急車は…呼ばないで…全部説明するから……』
~~~~~~~~~
🧡『めめ、落ち着いた?』
🖤『うん…ありがとう、そして…ごめん』
俺は心が苦しくなりながらも口を開く。
🖤『実は俺…吸血鬼…なんだ』
🧡『えっ…』
🖤『人の血を吸わないと生きていけない身体なんだ…』
🧡『………』
こうじ、絶望しただろうな…
🧡『めめが、、吸血鬼……かっこいい!!!』
🖤『え?…』
🧡『今度からは俺だけの血を吸いや!栄養たくさん取るわ!俺の血が美味しくなるように!』
🖤『え?こうじ?状況わかってる?』
🧡『ん?わかってるで…俺はめめが一番大事、めめには笑っていてほしい、栄養たくさん取ってほしいねん』
🖤『こうじ…』
こうじのその言葉に涙が溢れそうになる。
🧡『めめっ…』
こうじは力強く、でも壊れものを扱うみたいに、俺を抱きしめてくれた。
首元から流れる血の温かさが、なぜか怖くなくて――
……あぁ、俺はまだ生きていいんだ。
胸の奥で、ずっと凍りついていた何かが、ゆっくり溶けていく。
🖤『……ありがとう、こうじ』
声が震えて、うまく言葉にならなかった。
🧡『一人で苦しむなって言うたやろ。これからは一緒や』
その一言で、堪えていた涙が溢れた。
俺は吸血鬼で、
普通じゃなくて、
危険な存在なのに――
それでも、こうじは俺を選んでくれた。
この人のそばで生きたい。
血を吸うためじゃない。
守るために、生きたい。
その腕の温もりが、
俺の世界のすべてになった。
絶対こうじを幸せにする…そう誓った。
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