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??「…っぶな…!」
??「うわ…っ!!」
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Mingyu side
痛い…
いや、正確にはさっきまで痛かった。
皮膚を一瞬で焼き尽くす程の炎が僕を包んだ。
骨にまで響く衝撃が体に伝わった。
僕は今どこにいる?
一緒にいたメンバーは?
そうだ。
みんなは何処?
みんな、大丈夫?、そう聞きたかった。
でも、声が出ない。
瞼を閉じていても痛いほどの光が僕を照らす。
少し時間がたち、光が少し柔らかくなる。
??「___ュ、」
体が揺れている。
しかも誰か喋っている?
あぁ、メンバー生きてたんだ。
良かった。
??「おい、起きろってば…!」
肩にピリッと痛みが走って思わず目を開ける。
MK「……っ?」
??「起きたか、!?」
MK「……?」
目を開けると横にウジヒョンがいた。
ウジヒョンってば、何泣きそうな顔してんのさ。
MK「…ヒョン、 」
WZ「っ…お前、遅い」
MK「ふっ…」
珍しく泣きそうなウジヒョンを見て思わず笑ってしまう。
でも、すぐに笑みは消えた。
ここは何処?
病院…では無いよな。
周りは、真っ白だ。空間というか光の中にいるというか。
まるで煙で出来たシャボン玉の中にいるみたいに。
MK「ヒョン、ここは…? 」
WZ「…知らない、俺だってちょっと前に目が覚めたんだ」
MK「あっ、他のメンバーは?」
MK「…そうだ、隣に座ってたドギョムは?」
MK「前の…」
不安を掻き消すように一呼吸もせず話し続ける。
そんな僕の言葉を遮り、ヒョンが話す。
WZ「なぁ、」
冷静なヒョンの声に少し背筋がピンと伸びる。
WZ「…俺ら死んだんじゃないの」
思ってもよらない言葉…
でもなかったかもしれない。
しっかり認識した後に見回すとあからさまに死んだあとの空間です、という感じだ。
MK「…2人だけかな、」
WZ「…え?」
ウジヒョンは、さっきまでのクールな顔には似合わず間抜けな返事をする。
だって本当にそう思った。
2人しかいないし。
でも僕は1番後ろの席に乗っていた。
直前の記憶では対向車、大型トラックがはみ出して前から突っ込んだはず。
僕が死んで前に座っていたみんなが生きているなんてこと…
いや、ないなんて言いきれない。
そんなこと考えているとヒョンが頬をつねってくる。
MK「いたっ…何すんのヒョン、」
WZ「人の話聞けよ」
謝ることもなく、ぶっきらぼうに言い放つヒョン。
僕が長々と考えている間にもヒョンは話していたみたいだ。
そう考えると仕方がないのか。
また考えていると少し苛立ったヒョンが声を張る。
WZ「だから…!」
ヒョンの話を真剣に聞こう、そう思って背筋を伸ばした瞬間誰かの声がした。
??「今からチャンスを与える」
WZ「…誰だよ」
苛立ったままのヒョンは驚くこともなく冷たく聞く。
??「みんな死んだ。だが___」
…え、今なんて。
目の前が暗くなる。
なんの濁りもなく真っ白なこの空間なのに。
なんだって?
そんな僕なんかには目もくれず未だに話続けている。
よく聞こえない。
まるで耳に水が入ったまま抜けない時みたい。
放心状態の僕を現実に戻したのはヒョンの荒らげた声だった。
WZ「おい!さっきから聞いてんのかよ!!」
WZ「探しに行ってお前がどうにかしてくれるのか!?」
WZ「またあのままの状態に戻せる確証はあるのか!!」
??「まぁ探しに行くと言っても、無謀すぎる」
??「ヒントを与える」
最初はヒョンが何を言っているのかわからなかった。
この人って話を聞かないって言うか、こっちの会話聞こえてるのかな。
待って、まずはヒントをしっかり聞こう。
1:チェリーが看板のカフェの店員
2:△△病院
3:ホン病院
4:大学教授
5:ダンス教師
6:保護猫カフェの経営
7:アロマ屋
8:ピザの配達・ペットショップ店員
9:マイナー事務所の練習生
10:映画館スタッフ
11:ダンス教師
WZ「そんなのソウルだけでもごまんとあるじゃねぇかよ…」
ヒョンは呆れ気味に話す。
でも正直僕もそう思う。
無理だよ、そう神の声に言う。
神様か知らないけど。
そう言った瞬間ドンッ言う音と共にはっと目が覚めた。
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