TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


真衣香を更衣室へと促した坪井は、デスクに貼った社員ナンバーを見ながら退勤入力をしパソコンの電源を切ろうと操作してくれているようだ。

鼻歌まじりに。


数歩進んで立ち止まり。

そんな坪井を横目に、顔がニヤけそうになる。


(楽しいって、思ってくれてるのかな。私が……楽しくて嬉しくてドキドキが止まらないみたいに)


「お〜い、立花」

「は、はい!」


浮かれた心を読まれたのかと背筋を伸ばす。


「早く着替えてきなよ。それとも、俺にも一緒に行って欲しいの?」

「……な、そ、そんなわけないよ!!!」


また片方だけ口角を上げ、試すような笑顔を見せた。


(意地悪言う時の顔だ)


咄嗟に結びついた。

そのことが、また心をくすぐったく、そして暖かくさせる。


ほんの数日前までは知らなかったことを、知っていく。

そんなふうに増えていくのだろうかと、真衣香は思った。

知らなかった坪井も、恋する気持ちも。


(って、それはともかく!)


まずは、これ以上心臓を酷使する前に更衣室へ逃げようと急ぎ足でフロアを後にした真衣香だった。

いない歴=年齢。冴えない私にイケメン彼氏ができました

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

39

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚