テラーノベル
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「康二、ごめん。別れて欲しい…」
めめが俺に、頭を下げる
『分かってるよ…気付いてた…』
少し前から、めめの目が…
しょっぴーの後ろ姿を追い掛けて
俺の方には目もくれず、側に行って笑い掛けてた
だから俺も覚悟を決めて…
心の整理をしたはずが
目の前が真っ暗になり
どうして良いか分からない…
『おかしい…。何も聞こえない…』
ここは何処で、俺は誰?
白い靄が俺を包み、本当に何も分からない…
ただ一つだけ分かるのは、胸が張り裂けそうな痛みだけ…
「康二が倒れたって聞いたけど…」
渡辺が、病室に顔を出す
「2人で話をしてる途中で倒れたって…さっきマネージャーから聞いたけど…。一体、何の話をしてたんだ?」
目黒は向井をジッと見つめ…
「しょっぴーあのさ…やっぱり俺は…」
渡辺は、目黒の言葉を黙って聞いて
何も言わず…優しく肩を叩いて出て行った…
失いかけて、やっと気付いた本当の気持ち…
『康二!お願い…目を覚まして…!』
手を握り、想いを込めると
モヤが晴れた
「そうや!俺は、めめと話を!」
早く彼を自由にしてあげないと…
このままでは…お互い、駄目になる
康二の指がピクリと動き…
そのままユックリ目を覚ます
「康二!良かった!良かった!康二〜!」
泣きながら…めめが抱き付いて来て、驚いた
「えっ…あの…どうして…。そうや!聞いて!めめの気持ちは、よう分かった…。だから俺達、今日で終わりに…」
「別れない!」
「せやかて、めめが別れるて…」
「それは、もう無し!ずっと一緒!」
「ずっと一緒に居られるん?///」
嬉しくなって、抱き付くと
めめもギュッと…俺の身体を抱き締めで来た
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