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槭 side
槭「あ、えぇ〜…」
話し終わった…のか。
何を喋ればいいか、なんとなくぎこちない。
離瑠人「あ、俺に話すのはいつでもいいからね!」
離瑠人「じゃ、俺はいそがし〜から」
亜瑠人「あ、てめ…」
槭「あ、あ〜〜〜…」
槭「…」
亜瑠人「……((」
槭「アッ、ハイ!!!!!さよなら!!!((」
ラヴとかいう超存在感の大切さに気づいた私です。
─────
ラヴ side
ラヴ「悪ぃな、付き合ってもらって」
奈々「全然全然ー!」
奈々「芽詩ちゃんいなくなったら大変だしね!」
ラヴ「…まぁな、…でも別に奈々先輩が来なくても良かったんじゃねぇの 」
奈々「んー、なんか人間の私が行った方がー…とか言ってた」
ラヴ「あ?んだそれ人聞きの悪い」
奈々「だよねぇ!絶対ラヴくんそういうと思って拒否ったのにさぁ」
ラヴ「あいつらがしゃーねぇことしてすんませんね」
奈々「全然!きっと忙しいんだよ〜」
……それで済むかどうかは別だが。
奈々「あ〜〜…ん〜?」
ラヴ「だる…まぁどうせ俺ら認知されてるからバレるでしょーがな」
奈々「もう逃げらんないってことかぁ」
ラヴ「……あ、そういえばそこ道が長くて広いらしいんすよねぇ」
奈々「マージ?ならちょっと役に立てるかも! 」
ラヴ「…いや、ちょっとどころじゃねぇよ先輩なら」
奈々「ありがとうー!頑張るね、足引っ張らないようにしないと」
俺より足速いっつーのに先輩…((
─────ピー…ガガ、ビーーッ
奈々「ぅえっ!?」
───『あー、き、、えまー、か、』
ラヴ「さっさと喋れオンボロが」
奈々「ラヴくん機嫌悪い?」
────『こち、ー、メリ、、ォー……』
『今からゲートが開きます』
ラヴ「は?」
奈々「お早い……」
『今……今…ら…ート……きます』
『ひら……き…』
ラヴ「…」
『……に……うい…くだ……い』
奈々「……怖っ、…?」
ガチャン
ガチャンガチャンガチャン
ゴトゴトゴト……
キィィィィ……
何かと何かがぶつかる音、
開く音。
黒板を爪で引っ掻いたような音…
俺ぁ今、
最悪の切符を、最強のヒーローと掴んだようだった。
to be continued。
コメント
2件
書き方とか言葉選びとか大好きだ⋯⋯😘😘😘