テラーノベル
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あれから何年立ったのだろうか
今でも俺と活動していた五人の親友は見つからず、あっという間に高校生になってしまった
高校生だが、中身はただのおっさんだ
そして、今日は入学式
この学校にメンバーはいるのか?
そんな疑問を抱いて歩き続けていると、いつのまにか何処か分からない校舎にいた
「やばッ、マジか」
周りには誰もいない、いやッ、前から人が来た
「あのッ、」
俺はここが何処だか分からかったし、見た感じ俺より先輩だったので声をかけた
あれ?何処か見覚えが、
「はい、なんでしょう?」
そう、その声
キリッとした眉毛に少し長い髪の毛、
「あの、体育館の道を教えて欲しくて」
「あっ、いいですよ!」
やっぱり、見間違いじゃなかった
「後、俺の名前はモトキです、君の名前は?」
「モトキッ?」
「はい?そうですけど、」
「あ、ごめんなさい」
「俺はマサイです、よろしくお願いします」
「はい!よろしくお願いします!」
モトキ、モトキかぁ
懐かしい、一緒に動画を使って楽しくやってた
モトキがいるなら、みんないるかもしれない
でも待てよ?多分、モトキは覚えていない
覚えているのは、俺だけなのか?
「あの、大丈夫ですか?」
「へッ!?」
「やっぱり一年生だから、緊張してるんですね」
「あ、ごめんなさい」
「いいよ!大丈夫」
「ここが体育館、てッ、もう式始まるから早く行きな!」
「あ、はい!」
あっさり別れてしまった、腕に生徒会と書いてあるから生徒会なのか?
でも今は入学式、そんな事を考えている場合じゃない
行かなくちゃ
「おい、マサイッ、ボソ」
「??誰、ですかッ?」
「俺だよ、ダーマッ、覚えてない?」
、、、
「うぇッ!?ダーマ!?」
「ちょッ、今入学式だろッ、?」
あ、やべ
「ごめんごめん、」
「とりあえず、話すのは後ッ、」
「分かった、じゃ」
ダーマ!??
もしかするとこの展開、他のメンバーもいるんじゃないか?
あとで、ダーマにも知らせよう
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