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田中なす@末
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#実況者イラスト
田中なす@末
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第五章 「星降る遺跡」
翌朝。
まだ日が昇りきる前のアルカディア学園。
校門前には二つの人影があった。
pe「眠い…」
peは大きくあくびをする。
pe「朝五時集合って早すぎません?」
rd「遺跡は昼になると魔力が乱れる。」
隣で剣を背負ったrdが答える。
rd「だから今のうちに向かう。」
pe「なるほど!」
そこへ学園長が歩いてきた。
学園長「二人とも、よく来てくれた。」
その後ろには数人の教師もいる。
学園長は小さな箱を差し出した。
学園長「これは通信結晶。」
箱の中には、青く輝く小さな結晶が二つ入っていた。
学園長「離れても互いの声が届く。」
pe「すごい!」
学園長「ただし。」
学園長の表情が真剣になる。
学園長「少しでも危険を感じたら、すぐ戻ること。」
rdpe「「はい!」」
学園を出て一時間。
森を抜けた先には、巨大な石造りの遺跡がそびえていた。
rd「これが…星降る遺跡。」
建物全体がツタに覆われている。
天井は崩れ、朝日が差し込んでいた。
pe「思ったより大きいですね…。」
rd「油断するな。」
rdは静かに剣へ手を添えた。
rd「中には魔物もいる。」
ギィィ…
重たい石の扉が開く。
中はひんやりとしていて、足音だけが響いた。
壁には古代文字。
天井には星座のような模様。
pe「うわぁ…。」
peは思わず見上げる。
pe「まるで博物館だぁ…」
rd「いや。」
rdは壁へ触れる。
rd「まだ動いてる。」
pe「え?」
その瞬間だった。
カチッ。
rd「…。」
pe「…。」
pe「今、何か踏みました?」
rd「…ああ。」
沈黙。
次の瞬間。
ゴゴゴゴゴ!!
壁から大量の矢が飛び出した!
pe「えぇぇぇ!?」
rd「伏せろ!」
二人は床へ飛び込む。
シュン!シュン!シュン!
矢が頭上を通り過ぎていく。
pe「危なっ!!」
rd「古代の罠だ。」
pe「先に言ってくださいよぉ!」
rd「俺も今気づいた。」
pe「えぇぇぇ!?」
思わず二人で顔を見合わせる。
そして─
rd「…ふっ。」
pe「先輩?」
rdがほんの少しだけ笑った。
rd「今の顔、面白かった。」
pe「えぇ!?」
「初めて笑いましたね!」
rd「…気のせいだ。」
pe「絶対笑いましたよ!」
少しだけ、遺跡の空気が和らぐ。
しかし。
その様子を、誰かが見ていた。
遺跡の二階。
黒いローブの人物が柱の陰から静かに見下ろしている。
「…来たか。」
フードの奥で赤い瞳が細められる。
「封印の欠片は、やはりあの一年生に反応した。」
ローブの人物は黒い水晶を握り締めた。
「まだ計画の邪魔はさせない。」
パキッ。
水晶にヒビが入る。
すると遺跡全体が大きく揺れ始めた。
ゴゴゴゴゴ!!
pe「地震!?」
rd「違う。」
rdが周囲を見回す。
rd「何かが来る。」
ズシン。
ズシン。
ズシン。
暗闇の奥から、重い足音。
そして二人の前に姿を現したのは─
高さ四メートルはある石の巨人だった。
巨人「ゴォォォォォッ!!」
pe「うわぁぁぁ!?」
rd「遺跡の守護者……!」
石の巨人は腕を振り上げ、二人へ向かって突進する。
rd「pe!」
pe「はい!」
rd「挟まれるな!」
pe「了解!」
巨人の拳が振り下ろされる。
ドォォォン!!
床が砕け、土煙が舞う。
その煙の中を、rdが一気に駆け抜けた。
rd「《蒼刃》!」
青い斬撃が石の腕を切り裂く。
しかし─
ガキィン!!
rd「…硬い。」
傷は浅い。
「普通の攻撃じゃ効かない!?」
そのとき。
peの手の中にある封印の欠片が、再びまばゆい光を放った。
pe「これ…また反応してる!」
光は巨人の胸を指し示していた。
そこには、小さな青い結晶が埋め込まれている。
pe「先輩!」
pe「胸です!!」
rdは小さくうなずいた。
rd「…なるほど。」
剣を構え直し、静かに息を吸う。
rd「なら、狙う場所は一つだ。」
巨人が再び雄叫びを上げる。
遺跡中が揺れる中、二人は同時に駆け出した─!
─第六章「守護者の核」へ続く。
コメント
1件
おつかれー!第五章読んだけど、めっちゃ面白かった🔥 遺跡の雰囲気とか罠の演出とか、映像が浮かぶ感じで好きだわ。 rd先輩が初めて笑ったシーン、思わず声出たw 守護者とのバトルも「核を狙え」ってちゃんと攻略法あるの熱い。 次の展開、めっちゃ気になるー!!⚔️⭐