コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺は昔、「自己中」だった。
自己中 「おい!お前何やってんだよ!」
ドジ 「ごめんなさい。 」
ドジは正座をして謝っていた。
側にはパソコンとマイクとマウスがあり、その全部がコーヒーでびちょびちょになっていた。
自己中 「何でコーヒーなんて飲んだんだよ!」
ドジ 「飲みたい気分になって…。」
自己中 (はぁー。)
嫉妬 「もー。うるさいなー。」
ドジ 「嫉妬さん。」
自己中 「お前どこ行ってたんだよ?」
嫉妬 「…。」
自己中 (こいつよくどっか行くよな。)
自己中 「まぁいいや。これを見ろ。パソコンがびちょびちょだぞ!」
嫉妬 「え!ホントだ。ラッキー。もうこれで嫉妬しなくてよくなるぜ。」
自己中 「…。」
自己中 (は?)
嫉妬 「じゃあ俺はちょっと出掛けてくるな。」
嫉妬はどこかへ行ってしまった。
ドジ 自己中 「…。」
自己中 (アイツの方が自己中なんじゃないか?まぁいい。ドジを怒らないと。)
自己中 「お前は何回失敗したら気が済むんだよ。」
ドジ 「うっ…。」
自己中 「ここの建物だって作るのにお前が失敗したせいでどんだけ時間がたったと思ってるんだよ。電気を取り付けるだけで壊したり、割れたり、脚立から落ちたり、大事な書類を持っていけって言った時には噴水に全部落としたり…。」
ドジ 「うわーーーーーーー!」
自己中 (!?)
ドジは走り出してた。
自己中 「おい!どこ行くんだよ!」
自己中 「…。」
??? 「うわっ!?パソコンびちゃびちゃじゃん!」
自己中 「は?」
そこには赤いパーカーを着た男の人が立っていた。
??? 「そんな怒っちゃダメだよ。かわいそうだよ!」
自己中 (『かわいそう』ってなんだよ!ちゃんと怒らないといけないだろ!)
自己中 「はいはい。そうですか。早く出てけ!…。ってお前何してるんだよ!?」
男の人は床にカードを出していた。
??? 「これはねUNOっていうんだよ。一緒に勝負しよう!」
自己中 「嫌に決まってんだろ!」
??? 「じゃあ、負けた人が買った人の言うことを何でも聞くっていうのはどう?え○ちなことでもいいよ♡」
自己中 (なに言ってんだこいつ。まぁでも、こいつを利用するのはいいな。長年願っていた俺の夢も叶えられるかもしれない。)
自己中 「やろう。」
??? 「えー!やっぱりえ○ち目当て?」
自己中 「は?お前の体なんか興味ねぇよ!いいから早くやろうぜ?」
??? 「はーい。(ーдー)」
男の人はカードを配った。
??? 「じゃあじゃんけんで勝った人が先行ね。」
自己中 「ん。」
??? 「じゃーんけーんぽん!」
自己中がチョキで男の人がグーを出した。
??? 「やったー!まぁこの勝負僕の勝ちかな?(*^^*)」
自己中 「それはカンケーねぇだろ?」
そんなことを言いながらUNOが始まった。
7分後
自己中 (おかしい…。なんか俺の手札全部「2」しかないんだけど…。)
自己中の手札は8枚ぐらいあって全部「2」の数字だった。
??? 「あれれー?なんか冷や汗かいてるけど大丈夫かな?」
男の人の手札はあと1枚だった。
??? 「まぁぼくは 勝っちゃおうかな?」
そう言って男の人はカードを出した。
自己中 「クスッ」
??? 「何がおかしいの?」
自己中 「だってそのカード記号じゃん。数字以外のカードは最後に残しちゃいけないんじゃなかった?」
??? 「あっ!」
男の人は山札からカードをとろうとした。
自己中 「取らなくていいよ。俺が勝ったから。」
そう言って、自己中はカードを全部出した。
??? 「え!?全部「2」なんだけど!?」
自己中 「まぁ。俺が勝ったから言うこと聞いてもらおうかな?」
??? 「はい。僕の体でよければ…。」
そう言って、男の人はパーカーを脱ごうとした。
自己中 「いや、だからお前の体には興味ないから。」
??? 「え?じゃあなに?」
自己中 「耳貸せ。」
自己中は男の人の耳に向かって喋り始めた。
自己中 「この世界にいる人格を全員殺そうぜ。全員殺したらどうなるのかを見たいんだよ。」
??? 「え!?なにそれ?面白そう!」
男の人は目を輝かせた。
自己中 「だろ?」
変人 「うん!じゃあこれからもよろしくね!えーと…。君の名前何て言うの?僕は変人!」
自己中 (『自己中』って言った方がいいのか?でも、これからずっごい怒るだろうし…。)
いかり 「俺はいかり。よろしく。」
変人 「よろしくぅー!」
おまけ
いかり 「そういえば、何で俺はあんな「2」が多かってんだ?」
変人 「それは僕がUNOのカードを二箱入れたからだよ。」
いかり 「なにやってんだお前。」