TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

🖤💚 誤解

一覧ページ

「🖤💚 誤解」のメインビジュアル

🖤💚 誤解

4 - 第4話

♥

303

2025年02月18日

シェアするシェアする
報告する

💚side


康二のおかげで落ち着いて眠れた。

めめから連絡が来ててドキッとしたけど、好きなら信じるしかないと思う。


今日はみんなで収録の日。

ラウールが翔太を連れて近づいてきた。


🤍「阿部ちゃぁん、昨日しょっぴーが迷惑かけてごめんね?ほらしょっぴーも」

💙「あの…昨日めめを買い物に連れ回して…めめの部屋で…パン1で寝てすいません……」

💚「えっと…?」


ラウールは昨日翔太から夜中に連絡が来て、事情を聞いたそうだ。

そして『めめは多分誤解を解くのに必死になって変な言い訳とかするかも知れない、そしたら拗れちゃうから、めめより先にしょっぴーがちゃんと謝って潔白を証明した上でめめの話を聞かせよう』という結論に至ったらしい。


🤍「どんなに仲良くても、恋人を傷つける付き合いはダメだからね?はぁ、俺も傷ついたぁ〜」

💙「お前それ言いたいだけだろ」

🤍「でも俺とデートするのに服買うほど気合い入れてくれてるんだもんね?嬉しい❤️」

💙「はぁ、こうなるからバレたくなかったのに…」


今翔太の立場が弱い事を利用して人前でベタベタしようとするラウールと、あまり強く拒否できない翔太を見ていると


🖤「阿部ちゃん」


めめがやって来た。


🖤「話せる?」

💚「うん」



翔太とめめの話を合わせても、康二の予想がドンピシャだったので驚きはそんなになかった。


🖤「あの…びっくりしたよね、いくら何でも軽率だった。ごめんなさい」

💚「うん、びっくりした。でも大丈夫だよ、めめを信じる」

🖤「うん…ありがとう。あとこれ、昨日買ったから渡したくて」


袋の中はスワロフスキーのペンダント。


💚「ありがと。今日もう着けちゃおうかな」


と笑うと、阿部ちゃぁん!と人目も憚らず抱きしめられた。

腕の中で溶け合うような感覚にもういいやと思って身体を預けてしまうし悩んだのもばからしくなってくる。

惚れた弱みだ。


🤍「ほら〜あっちはあんな事してるよぉ?❤️」

💙「俺はしない。あっやめろ!しないってば!」


視界の端ではラウールが翔太を追い回していた。




🧡「俺も頑張ったんやけど」

💛「偉い偉い」





この作品はいかがでしたか?

303

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚