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あれから学校以外外出することはほぼなくなった。学校も送り迎え。


今日は先生が迎えにきてくれた。


涼宮「おかえり!」

私「ただいま(^^)」


涼宮「買い物しなきゃだから、先家おくるね?」

私「買い物って食材?」

涼宮「そう。」

私「あ、でも、通り道だよね?」

涼宮「うん」

私「寄ってもいいよ?先生から離れなかったら大丈夫だよね?」

涼宮「うん、まぁ…」

私「じゃあ、大丈夫。たまには買い物したいし…」


先生は心配そうだったけど、店に寄った。


私「ね、先生?」

涼宮「ん?」

私「服、掴んでていい?」

涼宮「ん?いいよ(^^)なんなら手つなぐ?」

私「買い物しにくくない?」

涼宮「大丈夫だよ?」

私「じゃあ///手つなぐ(⑉・ ・⑉)」


手つないで、私がカート押して、買い物。


しかも、なんでか恋人繋ぎ♡


あのLIVEから、色々あったから、そんなに話すこともなく。


久しぶりにスキンシップてゆかなんてゆか。


涼宮「今日一緒につくる?」

私「うん!!」

涼宮「久しぶりだよね、こうやって一緒に何がするって」

私「うん…///」


買い物を終えて外に出ると、見覚えのある男がいた。


私「………」

涼宮「どした?」


「あら、偶然だね、杏佳。久しぶり!」


私「……何してるの?」


「買い物にきただけ。そちらは…手なんかつないで彼氏さんかな?」


私「……」

手を離そうとしたけど、逆に強く握られた。


涼宮「失礼ですが。どちら様でしょうか…」


「こないだとはちがう男だねー、礼儀正しいね、君は。僕?僕は杏佳の父親です。」


涼宮「お父様ですか。これは失礼しました。」


「どうだい?もうやることやってんの?いい身体してんだろ?杏佳」


私「………!?」

ちょ、先生になんてこと聞くの!

気持ち悪いより、恥ずかしさが先だった。


涼宮「どういうことでしょうか…」


「だから、彼氏なら…」


涼宮「お父様。お言葉ですが、僕はお父様の大事なお嬢様をそんな粗末に扱いたくはありません。彼女の気持ちも大切ですし。僕に娘がいたとして、お父様の立場でしたら、盛りのついた猿みたいな男に大事な娘は渡したくありません。ましてや、自分の娘のことをそんな目でみるような父親にはなりたくありません。」


「な……!だいたいな、母親がみれないから、そっちに預けたんだろ?だったら、俺は父親だ!俺が引き取るから返せ。」


私「嫌だ!!」

私はとっさに先生にしがみついた


涼宮「それはできません。」


「は?」


涼宮「離婚されて、杏佳さんの親権、監護権はお母様です。そのお母様から杏佳さんの監護を任されてますので、親権者の許可がないと本人が嫌がってるなら尚更渡せません。」


「あほらし。警察よぶぞ?未成年だから、親が被害届だせば、あんたらは捕まるからな!」


私「……っ」

涼宮「どうぞ。呼んでいただいて構いません。」

私「え?」

涼宮「あれでしたら、こちらで呼びますけど」


「あー、呼べよ!」


そう言われると、先生が電話をかけだした。

その隙をみた父親に、私は捕まった。


しっかり握ってたハズの手が簡単に離れた。


私「っ!やだ!やだ!離して!いやー!(´;ω;`)」

父親「黙れ!」


口を塞がれ車に乗せられ、暴れる私に覆いかぶさる父親。


私「……!!(´;ω;`)ウッ…」

父親「あとで楽しませてもらおうか!」



その時だった。


「その汚い手を離せよオッサン。」


父親「あ?なんだよ」


ガシッ!!


父親「ウグッ……」


私「……カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ」


涼宮「杏佳っ!!」


ギュッ………


涼宮「大丈夫だから。落ち着いて?」

私「………カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ…………(´;ω;`)」


やだ。やだ。気持ち悪い。


警察①「どうされましたか?」

警察②「お兄さん、ちょっと、お嬢さんから離れよ」

警察③「お嬢さんは、こちらに…」

そう言って警察官が私に触れそうになった。


私「っ!!嫌っ!!(´;ω;`)」


警察③「え?大丈夫だよ?いま、女性警官呼ぶからね?」


私「嫌だ。嫌だ!!先生??先生!!助けて(´;ω;`)」


涼宮「お巡りさん、すみません。離してもらっていいですか?逃げませんから」


警察②「あ、え?」


涼宮「杏佳?大丈夫。いるから、ちゃんといるから。お巡りさんの言うこときいて?」


私「やだ。怖い…先生!」


私は背にしがみついた。


警察官②「一緒で構わないので、落ち着いたら話を聞かせてください。」


涼宮「はい。杏佳。一緒でいいって。だからいこ?」


私は小さくうなづいた。先生は優しく頭を撫でると、


涼宮「たてる?」


私「……」


先生に抱き抱えられ、車から離れた。


私「(´;ω;`)ウッ…」

涼宮「もう大丈夫だから」



よくみると、光本さんが、警察官と話していた。

そこから少し離れたとこで、父親がお巡りさん2人と喧嘩していた。


すると、警察官が増えた。


女性警官が私たちのとこにきた。


女性警官「すみません。大丈夫ですか?お話大丈夫ですか?」

涼宮「自分でよければ…彼女はもう少し…」

女性警官「お願いします」



色々話を聞かれてる間に杏佳は寝ていた。

終わったころ、宮ちゃんが来た。


光本「大丈夫か?」

涼宮「良かったよ、どうしよかと思った…」

光本「たまたま寄ったら、みかけたからさ、車から降りてきたら、杏佳ちゃんが連れてかれてたからさ…」

涼宮「不甲斐ないよ…手まで繋いでたのに、一瞬の隙つかれて、連れ去られて…光ちゃんがいなかったら…(。>﹏<。)」

光本「大丈夫。大丈夫。無事に腕の中で寝てんじゃん」


警察「あの、失礼ですが、杏佳さんのお母様と連絡とれますか?」

涼宮「えっと…入院されてて、体調良ければ話せますが。ダメ元で連絡してみますか?」

警察「はい。親権者にも話を2点確認がありまして…」

涼宮「掛けてみます。」


そう言って電話をかけると、いつもより元気な声で杏佳の母は電話に出た。警察官にかわる



しばらくすると、


父親は逮捕された。

野次馬の中に、一部始終を、動画に収めた人がいて、証拠になった。


先生はアイドル?私専用カウンセラー

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