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あれから帰宅して、杏佳ちゃんをリビングソファーベッドに寝かせた。


俺も、メンタル的にきつかった。



なべ「相当きてんな…」

涼宮「まぁな…」

なべ「逮捕されてよかったわ。あの変態。」

村上「だね。」

涼宮「先に送るべきだった…」

なべ「そうかもしんないけど、いずれはどっかでこうなってたんじゃね?」

村上「そうだよ!宮ちゃんがそんな顔してたら、杏佳ちゃんが、心配しちゃうよ?」

涼宮「……そうだな…」

なべ「お前も少し寝たら?」

涼宮「でも夕飯…」


迎「夕飯なら、おれつくるよ?大変かったんやろ?」

涼宮「迎……」

迎「そばにおってやりーな。」


なべ「お前も、むりすんな。」

涼宮「なべ…」


俺は何となく、横になった。

横では杏佳ちゃんが、寝ている…

その寝顔を見ていたら、涙が出てきた。

そっと抱き寄せ、そのまま寝た。






私は夢を見ていた。

おわれる夢。久しぶりに、父親に追われ、逃げ惑う夢。

走っても走っても逃げきれなくて。

諦めかけたときだった。

なんか暖かい風が吹いて、周りが明るくなって、父親が消えてった。

誰かが「こっちだよ?」って手を伸ばして、連れ出してくれた。

「もう大丈夫だから」って抱きしめてくれた…


これは……この腕は……


すごく安心する。私の大好きな……



私「………ん?え?(⑉・ ・⑉)」

目が覚めた………

目の前には先生の寝顔。

ちょっと泣いたあとがあった…


動こうとしたけど、しっかり抱きしめられてて、動けない…

私「……もう(/// ^///)♡」

嬉しかったから。そのまま目を閉じた。


それを見られてるとも知らず………。


クスクスと笑い声が聞こえることに気づいて、目を開けると、

なべさんが見てた。


私「えっ///(;゚Д゚)!」

なべ「思ったより大丈夫そだな(笑)」

私「………///」

なべ「まぁ、宮ちゃんも結構ショック受けてるから、そのまま甘えときな?」

私「……はい///」


そう言って、私は先生の、顔眺めてた。

すると


涼宮「…杏佳…」

私「え?」

なべ「ん?」


呼ばれたけど、先生は寝てる


なべ「ふはっ(笑)寝言で名前呼ぶとか(笑)どんだけ(笑)」


なんか嬉しくて、先生の胸に顔をうずめた。

すると


涼宮「……ん?ふふっ」

先生が少し笑って頭を撫でてくれた。




迎「ご飯できたよー!」


涼宮「起きろっか」

私「ん…やだ…」

涼宮「え?」

私「もう少しだけ…」

涼宮「今日は甘えん坊さん?笑」

私「いつも甘えん坊さん(笑)」

涼宮「いつでもどうぞ?」

私「( *´艸`)フフフ♡♡じゃあ、先にご飯たべる。」

涼宮「うん、そうしよ!」



夕飯たべて、お風呂入って、またソファーに2人…


なべ「なぁ、お前らいちゃつくなら部屋いけよ!(笑)」



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